今年はちょっと張り切って、お客様方が山焼きにお出かけになった後に、私も浮雲園地まで出かけて花火を見学しました。
花火開始の18時15分ちょうどに着くと
広い浮雲園地もびっしりの人・人・人。
若草山の山麓で見るほど間近ではないけれど
それでも十分な大きさで迫力満点!
スマホで撮った、決して上手な写真ではないのですが
雰囲気だけでもお楽しみください。
奈良の花火らしい鹿花火も!
空気の澄んだ冬空に美しい大輪の花が咲いて
充分に楽しませていただきました。
帰ってこられたお客様がおっしゃるには、「奈良の花火師さんは腕がいいね。花火の色が沢山あってとても美しいし、デザインも斬新で良かったよ」と。
花火に目の肥えた方らしく、お褒めに預かり嬉しかったです。
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花火が終わって、次は山焼き本番。
浮雲園地では火を放たれてすぐ、一重目が燃え始めたばかりの様子。
これから上へ上へと燃え広がるのですが、すでに帰り支度をしながら
南大門を越えて本坊辺りではこんな風に。
大仏殿中門からも燃えているのがよく見えます。
そして最後は、大仏池から見た山焼きのようす。
今日は朝から雪や雨が降って地面が湿っていたので、燃え方はいま一つだったかと思いますが(たぶん後日に焼き直しをされるかも??)、火の勢いを見ながら、新しい年を迎えて春を待つ、何か新しいものが生まれるような(新しく生まれ変わるような)、そんな生命の力を感じました。