日仏友好160周年にあたる2018年から2019年2月まで、日本文化を紹介する行事「ジャポニズム2018:響きあう魂」が、フランス・パリを中心に開催されています。
開催期間中は、歌舞伎・能・雅楽等の伝統文化の紹介や、現代演劇・美術やマンガ・アニメ展、日本映画の上映など、50を越える企画が実施され、その一環として、奈良県が誇る国宝級の仏像をギメ東洋美術館で展示する「古都奈良の祈り」も開催されます。(1/23〜3/18)
そのギメ東洋美術館の会場を中心に、現地で奈良へのお誘い用のパンフレット「Tresors Spirituels de NARA」が配布され
冊子の中には奈良の行事がたくさんの写真で紹介されています。
その行事写真を、ブログでも時々ご紹介させていただいている写真家の野本暉房さんが提供されたということで、野本さんから冊子を送っていただきました。
24ページ全部がフランス語ですが、写真を見ているだけでも奈良らしい雰囲気が十分伝わってきて、フランス好みの奈良が新鮮に感じます。
冊子は、奈良倶楽部のラウンジスペースに置いておきますので、どうぞご覧ください。また、期間中にパリに旅行予定の方は是非、ギメ東洋美術館までお立ち寄りくださいませ。
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ギメ東洋美術館で展示されるのは、興福寺で大切に守り伝えられてきた至宝のうち、「木造地蔵菩薩立像」(重要文化財)と「木造金剛力士立像(阿形・吽形)」(国宝)です。普段は奈良を訪れなければ味わえない、眼前の仏像から放たれる美しさや迫力、その精神性の一端を伝える貴重な展示をとおし、シルクロードの東の終着点として日本文化の礎を築いた古都「奈良」の新たな魅力を紹介します。(HPより抜粋)
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さて、野本さんの講座のご案内をひとつ。
「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」で「地域に根付く信仰を伝える写真とことば 神饌からひもとく奈良の祭り」と題して、『神饌 供えるこころ』著者の倉橋みどりさんと野本さんが奈良大和路の祭りを語ります。
開催日時は1/26(土)16:00~17:30。
また、こちらの講座は奈良倶楽部の宿泊プランに含まれますので、ご宿泊者に限り、参加料金1500円が1000円になります。(奈良倶楽部から申し込みますのでご連絡ください。)
当日は特大スクリーンで写真をご覧いただけるようです。それも楽しみですね。