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2011年12月15日木曜日

おん祭2011〜一の鳥居にご神木

12月15日 午前10時少し前++
春日大社の参道で


春日さんのご神木 ナギの木をかかえて
参道を行く神職の方達とすれ違いました。


おん祭の期間だけ一の鳥居にご神木がかけられるのですが

偶然にもその場面に遭遇したようです。


3人かかりで持ち上げ立てかけます。

枝ぶりのバランスが左右揃っているかを見て
余分な枝はその場で切りそろえるのですね。


もう一度、こんなバランスでいいか確認して


これで完了です。

さぁ「春日若宮おん祭」始まりますよ。

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この後、博物館にて「おん祭と春日信仰の美術」展を鑑賞しました。
また、まだ設営中のお旅所の様子や、夕方には餅飯殿通りにある大宿所での「御湯立神事」もちらりと見学しましたのでその様子なども写真で紹介していきますね。(明日に続きます)

2011年12月14日水曜日

「入江泰吉 杉本健吉~大和路に魅せられた二人~」展

奈良市写真美術館 開館20周年を記念した展覧会
「入江泰吉 杉本健吉~大和路に魅せられた二人~」展。


早々に鑑賞した友人から「杉本健吉ファンなら絶対テンション上がりまくりだからっ!」と聞いていたので、仕事が忙しかった11月は避けて、お楽しみはゆっくりと・・・と12月に入ってから観に行ってきました。

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まず、なぜ写真家と画家の二人展なの?
なぜ写真美術館に絵の展示なの?と疑問の方に簡単に説明を・・・
(といってもサイトからの引用ですが)

戦中戦後の混沌とした時代から長きにわたって 大和路に題材を求め、創作活動を展開してきたのが、写真家の入江泰吉と画家の杉本健吉です。 二人は戦後間もない頃、東大寺観音院住職であった上司海雲を通じて知り合いました。同世代だったこともありすぐさま意気投合し、芸術分野は違っても同じ奈良をテーマに取り組む良きライバルとして 切磋琢磨してきたのです。互いに刺激を受けながら、大和路に秘められた歴史や美について語り合ってきました。

誕生日が2ヶ月違いの同い年、良きライバルで無二の親友という二人。
写真と絵というように表現方法は違っても
二人の奈良を題材にした作品には、同じような美意識が通じ合い
お互いに刺激され、新たな奈良の美の発見を競い合い教え合って
芸術に昇華させていかれた・・・というのがよく理解できる展覧会。
会期終了間際の紹介になってしまいましたがお奨めの展覧会です。

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購入した絵葉書や以前の展覧会の図録などから・・・

杉本さんの描く仏さまや童子達を見ていると
ほんわかあったかな気持ちになって心が和みます。

墨やコンテで描かれた作品もシンプルで無駄がなくて
でも奥行きがあって深いのです。


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こちらの「東大寺遠望」という作品。この油彩画は図録から撮ったもので、今回の展覧会では同じ構図の墨で描かれた作品が展示されていました。画面の右端っこに見える寺院のような建物・・・これはひょっとして五劫院かなぁ?(この場所を特定したい思いにかられています。どなたかご存知の方教えて下さい。)


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「入江泰吉 杉本健吉~大和路に魅せられた二人~」展

会場:奈良市写真美術館
会期:12/25まで
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日

2011年12月13日火曜日

春日大社の近所にキッシュ専門店「 Le Case」オープン*

南果さんのブログを見て、お散歩コースのちょっと先に
素敵なキッシュ屋さんがオープンしたことを知り
早速今日のお散歩で美味しい寄り道をしてきました♫

こちら「Le Caseレ・カーセ」さん、オープンほやほやのお店です。


「Le Case」さんではテイクアウトもできるのですが、ちょうどお昼時だったので、キッシュを2ピース選んでこちらでいただくことに。

どれにしようかな〜とショウケースの中のキッシュを迷っていて
目が釘つけになったのは・・・↓「浦辻農園の実り」の文字。

ひょっとして加茂町の浦辻農園さん?とお聞きしたら
奈良倶楽部にも配達していただいている同じ浦辻農園さんだったので、初めてのお店に急に親近感が沸いてきて、あれこれ色々質問したり写真もいっぱい撮ったりと・・・☆   
   

      


浦辻農園のルッコラがたっぷりトッピング。美味しいー!!!
      

「Le Case」さんの場所は水谷茶屋を東に進んで
春日山遊歩道入口の手前にあります。
以前この場所を「くるみの木」がイベントに使ってらしたことがありました。(その時の様子はこちらとこちらに)
とても静かないい場所にあって、こんなところで美味しいキッシュをいただけるなんて、奈良公園散策の楽しみがまたひとつできました。

今はテイクアウト中心なので、テーブル席は少なめですが
2月に改修工事をしてお手洗いもでき、お席も増やして
3月頃からランチも営業される予定だそうです。
またお正月も営業されるそうなので、お店に関する情報の詳細は
「 Le Case」さんのブログでチェックしてみて下さいね。

2011年12月12日月曜日

さりげなくクリスマスモード*



名残の紅葉、奈良マラソン、春日若宮おん祭・・・と
12月の週末はお客さまの目的がいろいろ。



もう今年も一ヶ月を切っているというのに
まだクリスマスモードにも年の瀬モードにも乗れずに
ぼんやり過ごしていたけれど・・・



さすがに少しずつさり気なくクリスマスバージョンにfade in*

奈良倶楽部のマスコット鹿くんと呼び鈴も
この季節はトナカイさんとジングルベルのつもりになって。






いつものサンタさんもお目見え♫

マールイミールさんで見つけたチャーミングな母子鹿も初登場♫

イルミネーションもツリーもなくて
年々地味滋味〜なクリスマスデコレーションになってますが
ヒバや樅や柊、松ぼっくりや赤い実。自然の恵みをアレンジして
お客さまに喜んでいただけるかなと、あれこれ飾っては
楽しいひとときを過ごしています。

2011年12月11日日曜日

大仏殿北側の発掘現場見学会*

現在発掘調査中の大仏殿北方地区で見つかった
僧房の遺構についての現地説明会が12/8に行なわれました。

午前と午後の2回に行なわれた説明会を聞くことはできなかったのですが、現場公開時間ぎりぎりに伺うことができ、貴重な発掘現場を見ることができました。

この発掘は、東大寺の下水道工事に先立って行われている調査で
場所は大仏殿北側の道路(二月堂に行く道)に沿った北側です。


東大寺の金堂である大仏殿の北側のこの辺りには、講堂を中心に
それを囲むように東、西、北側に「三面僧房」といわれる
僧侶達が暮らす僧房がありました。



講堂跡は今も礎石が地表に露出しているので大きさがわかりますが
僧侶が暮らした僧房の跡は、今は全く見ることができません。
今回の発掘調査では、この僧房のうち東室と呼ばれる東僧房の南端を
初めて確認することができたのだそうです。

また、今回発掘されたのは、東大寺創建当時の僧房ではなく、その後再建され、再び室町時代の1508年に講堂とともに焼けた僧房とみられています。
この時期の焼土層が残っていたそうで、他にも大仏鋳造に関わる遺物、木簡なども出土しています。(三好三人衆と松永久秀との間の東大寺大仏殿の戦いは1567年)

↑焼けた柱でしょうか。炭化部材も確認できます。

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発掘された瓦や木簡、檜扇の遺物も展示されていました。


   

       



   



   

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ところで、地表に出ている講堂跡の礎石と
今回発掘された僧房の礎石では、かなりの高低差が見られます。

高低差があるように見える↑↓礎石ですが
実は同じ高さに存在しているものなのだそうです。

こちらの方が随分地面が盛り上がっているのですね。

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今まで1300年前の天平文化が花開いた頃の奈良にばかり興味を持っていましたが、つい4~5日前に聴講した「多聞城」の講座や、今回の発掘現場の見学を通して、1300年前から一気に現代の奈良へ時間が経過したのではなく、歴史の時間・空間などが堆積して、今 現在があるのだという当たり前のことに思いを巡らすことができました。出土品や遺構を見学することはとても貴重なことなのだとあらためて思ったのでした。

2011年12月10日土曜日

春日大社で講座〜その②「境内の磐座巡り」

「磐座いわくら」とは、古代信仰で「神の降臨する岩」を意味します。
春日大社境内には幾つかの磐座があり
とても神聖なところとして大切にされています。

講義を聴いた後で参加者と神職の方とで境内の磐座巡りをしました。

まず最初に、本社南門前に鎮座する「出現石」

若宮の神様をあらわす赤童子がこの石から出現したという謂れがあるそうです。また別名「額塚」とも云われ、南門が平安時代には鳥居だったそうですが、その鳥居に架けられていた額が神様によって落とされた位置がこの石のところだとも謂われています。

こちらは「さぐり石」
おん祭遷幸の儀の際、真っ暗闇の中で参道に左折する時の足印になる石です。


水谷神社前にある「子授け石」


その水谷神社向こうに紅葉スポット水谷茶屋が見えます。


水谷神社の床下には「複数の石を漆喰で固めたもの」が鎮座し
こちらも聖なる磐座といわれています。↓


この複数の石を漆喰で固めたものは本殿の床下にも見えるそうです。
漆喰で固めた磐座は聖地の中でも特に重要だという印だそうです。


内待殿北側にも磐座があります。


では次に、春日大社の五摂社の一つ、少し離れた紀伊神社へ。
この神社の近くにあるのが「伊勢遥拝石」

石と石との間の先に伊勢神宮があり、ここから参拝します。

紀伊神社の傍には「龍王珠石」というものも。


紀伊神社傍の伊勢遥拝石を真似て作られた遥拝所が本社内にあります。




こちらは磐座ではないようですが
枚岡神社遥拝所や


春日明神遥拝所などもありました。


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おまけの画像
「檜皮葺き替え工事見学会」で目にした着到殿の屋根も
工事が終わってすっかり綺麗になっていました。