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2016年2月29日月曜日

二月堂修二会2016*参籠宿所入りと、その日の朝の二月堂

『煤煙る登廊にも梅の花』
昨日、入江旧居で催された「初めの一句」という俳句教室で倉橋先生に選んでいただいた一句です。
今年は、参籠宿所の梅の花もはや満開で大変美しく咲き誇っています。
明日からの厳しい行の中で、梅の香りがやすらぎのひとときとなりますように。
本日は練行衆の皆さまの参籠宿所入りで、午前中の二月堂周辺はその準備に、一気に動き出したような活気が満ちていました。

宿所や湯屋の内部は、外から写真撮影することを許可を得て撮影させていただきました。

二月堂へのお壇供・供華の搬入も行なわれていました。今年の写真はこの1枚だけですが、詳しくは過去記事(2013年)をご覧下さい。
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そして午後はいよいよ練行衆の参籠宿所入りとなります。
足元の悪い中、粛々と歩を進めていかれる様子
練行衆の方々の静かな佇まいから醸し出される気配が美しく、 仕事の関係上、時間的に大仏殿裏だけでのお見送りとなりましたが、一瞬でもその同じ空間に身を置けただけでも有り難いことでした。