ページ

2016年2月3日水曜日

つなぎなしの石臼挽き蕎麦「玄」

先日、久しぶりのメンバーで「玄」さんのお蕎麦をいただきました。
メンバー全員が初「玄」さん。ご近所に住むメンバーもいて、敷居が高そうなイメージも彼女のおかげで楽しく和気藹々と美味しい時間を過ごすことができました。
ちなみに、オープンの11時半にお伺いしたのですが、暖簾の右横には「予約分で本日売り切れました」の張り紙が!
(売り切れの場合が多いので予約は必須です。)
入店と同時にあっという間に満席になり、店内の写真は一枚のみですが、奈良の銘酒「春鹿」をつくる今西家の離れだったという、とても落ち着いた趣のある空間です。
一日40食限定だそうで、予約の時に「せいろそば」または「田舎そば」を何枚というように頼むようです。
私は写真左の「せいろそば」をいただきました。とても上品ですっきりとした味わい。最初はお塩で、次におつゆでいただくのですが、 どちらも甲乙付け難いくらいに美味しいのです。(塩でいただく方がお蕎麦の繊細な味わいがよりわかるかも。おつゆはツユそのものが美味しすぎてたまりませんでしたが)
そして写真右が「田舎そば」。友人のを少しお味見させてもらいました。こちらは蕎麦の皮ごと挽いて打った、香り豊かなお蕎麦です。
お蕎麦以外のものもいただきたかったので、私は「せいろそば」一枚のオーダーでしたが、男性の方なら「せいろ」と「田舎」の両方はいただけると思います。

お蕎麦の他に「蕎麦がき」(写真左)と「蕎麦豆腐うにのせ」(写真右)もいただきました。これがもう!びっくりするくらい美味しい!
特に「蕎麦豆腐」はぷるんぷるんのつるんとした喉ごしで、トッピングの雲丹とワサビと丸大豆のモロミも絶妙の美味しさ。とても贅沢な一品だと思いました。
そして蕎麦粉のみでつくられた「蕎麦がき」がまたとてもとても美味しいのです。もっちりとボリュームたっぷりの「蕎麦がき」を少しずつお塩をつけたり山葵だけでいただいたりして満腹状態になって、蕎麦湯は無理かなと思いつつ一口すすってビックリ!
とろーっと、濃厚なポタージュのような蕎麦湯。かつていただいた蕎麦湯の中でもベストワンに匹敵する美味しさ、もう別格です。

で、こちらは別腹ですね。「蕎麦団子」これまた餡の美味しいこと!
早い目に予約をしておけば、こんな別世界を楽しめるのですね。
また近いうちに行ってみたいお店でした。
::
「玄」
住所:奈良市福智院町23-2
電話:0742-27-6868
定休日:日・月曜(土曜日は昼のみ営業)
営業時間:昼/11:30-13:30(入店は13時まで)
     夜/18:00-21:00(入店は19時まで)
※夜は完全予約制・税サ別10000円のコース料理のみ
駐車場:無し
HPはなく食べログのページを参考に(こちら
またtetsudaさんnakaさんのブログも参考にどうぞ。