一年に一度の開催「奈良矯正展」へ・・・。
こうして見ると
どこかの赤煉瓦のキャンパスで行なわれている学祭みたい。
たくさんの人達でとても賑わっています。
私達もそこそこお買い物してお店をひやかしたり。
久しぶりに間近に見る刑務所の建物。
100年前の赤煉瓦。
風雪に耐え歴史を刻んだ明治の名建築。
このような素晴らしい建築物は
何としても残しておいてほしいと見るたびに思います。
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「奈良矯正展」では
全国の刑務所で生産した家具や小物、食料品などが販売されます。
丁寧な手仕事の製品は人気が高く、お値段もとてもお安いので
毎年この矯正展を楽しみにしている人も多くいらっしゃって
本当にびっくりするような人出でした。
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「矯正展」という機会の時だけ、普段は立ち入ることができない
刑務所の塀の中に、この日のみ入ることができます。
また、所内見学ツアーも催されていて
受刑者の作業所なども説明を受けながら見学させていただけます。
明日(9/11)も10:00から15:00まで開催されていますので
よかったら是非どうぞ☆
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参考までに・・・少年刑務所関連のブログ内記事です++
・所内見学ツアーについて書いた2007年のブログ記事はこちら。
・所内を撮影された写真家上條道夫氏の写真展の様子はこちら。
・受刑者が綴った詩を寮美千子さんが編集した詩集「空が青いから白をえらんだのです」についてはこちら。
追記>>
※上條道夫さん撮影の奈良少年刑務所の写真が、今回の矯正展でも体育館で展示されているそうです。建物内部の美しさがよく表現された写真です。
今日、私はこの展示を知らなくて体育館まで入らなかったのでした。
残念、もう一度見たかった。