昨日の夕方、正倉院展を観た帰りに、奈良国立博物館の北向かいにある
仏像写真ギャラリー「飛鳥園」へ寄ってきました。
「飛鳥園」には、古代の茜染を再現された染色研究家 宮崎明子さんの
鹿角を茜色に染め上げたアクセサリーが置かれています。
(茜色の鹿角アクセサリーについてのブログ内過去記事はこちら。)
その茜色の鹿角アクセサリーの隣に
緑色や藍色のアクセサリーがありました。
(上の写真↑の緑色は綺麗に出ていませんので、下の写真↓をご覧下さい)
深く味わいのある緑色。藍色も透明感のある綺麗な色です。
鹿角を刈安や藍などの天然染料を使って染められたもので
このような緑色に染められた鹿角は
正倉院宝物にも木画材として使われているのだそうです。
こちらは今年の正倉院展に出陳の木画紫檀双六局↑
ここにも緑色の鹿角がふんだんに使用されていますね。
緑色に染められた鹿角は、11月末まで飛鳥園ギャラリーで展示されていますので、正倉院展にお出かけの折りに、是非お立ち寄り下さいませ。