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2018年4月7日土曜日

奈良から宮城へ*繋げる

仙台で今日から始まった『東大寺・奈良を彩る花の襖絵展』
小泉淳作画伯による東大寺 本坊の襖絵32面や、杉本健𠮷、須田剋太、榊莫山各氏による境内画や、三好和義氏による写真など、JR仙台駅東口すぐの「TFUギャラリーミニモリ」で5/27まで展示されます。
また、4月28日より6月24日まで、宮城県多賀城市にある東北歴史博物館では、東大寺の寺宝が一堂に会する、東日本大震災復興祈念特別展「東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り」が開催されます。
東大寺の創建と罹災、再興の歴史を通じ、復興を願う人々にとって未来への道標となることを願った展覧会。
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震災の後、細々と支援を続けて交流のある宮城県山元町の「ふじ幼稚園」の皆さんやご紹介下さった仙台市のMさんご夫妻、そしてお嬢ちゃんを亡くされた「笑顔ひろがれプロジェクト」の高橋様にも是非行ってほしいなぁと、「東大寺友の会」でいただいたチケットに、東大寺さんや、五劫思惟阿弥陀如来像を出陳される五劫院さんにもお願いしてチケットを複数枚いただき、また「大仏くらべ」作者の大江隆子さんからはチケットの他に絵本も寄贈いただき、私も野原レンゲさんの絵本「雀の発心」を入れて、つい先日、宮城へお送りしました。
「大仏くらべ」絵本の原画作者の松田大児さんにもお願いして「ふじ幼稚園の皆さまへ」とサインを入れていただきました。
昨日、園長先生やMさんから「届きました」のお電話があり、大変喜んでくださっていました。東大寺さま、五劫院さま、大江さまにどうぞよろしくお伝えくださいと、ご丁寧なお礼の伝言もたまわりました。宮城県の皆さまがこの展覧会を心待ちにされていることもお電話でお聞きし、ささやかなことですが、奈良からの贈り物をお届けできたようでほっとしています。ご無理を聞いてくださった五劫院さん、東大寺さま、どうもありがとうございました。