あれほど心楽しませてくれた紅葉の彩りも今はもうすっかり落葉して。
この季節の散策の楽しみは、赤や黄色の落ち葉の絨毯を踏みしめ
葉を落とした樹形の美しさに冬の引き締まった空気を感じ歩くこと。
奈良倶楽部から正倉院東側の道を抜けると向こうに大仏殿。
視界の先に大仏殿が見えた時の感動は 今でもいつも感じること。
この一角、大仏殿裏・僧房跡の北側あたりにまだ紅葉が残っています。
黄色の楓。アップで見てもまだ葉が綺麗ですよ。
名残の紅葉越しに大仏殿を見ながら和んでいると
何だかいつもと様子が違う気がする・・ような・・?
随分と伐採されたようです。視界が広くなりましたが
切らなければいけない木だったのかどうかが気になるところです・・。
その後、講堂跡を抜けて二月堂へ。
講堂跡にもまだ見頃のモミジが残っていて目を楽しませてくれます。
そして、二月堂裏参道。
しばらくこの道を通ることが無かったので・・・
まさか、このようになっているとは!
石段が邪魔だったのでしょうか?車が通れるように?車椅子?
石畳をセメント(コンクリ?)で覆うなんて ちょっと無粋ですね。
追記>>
ブログアップ後に、ツイッターで
二月堂裏参道の様子に愕然と・・・などとつぶやきましたら
『これ、恒久的な物でなくて、重機か何か通すための「養生」みたいですね。シート敷いた上にアスファルト乗せてるみたいだし。』というお返事をいただきました。
そういえばそんな感じですね。
昨日から釈然とせずにいましたが、ちょっとすっきりしました。
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最後に二月堂からの眺めを・・・。
何だかなぁ・・・な、お散歩でしたが、気を取り直して
東塔跡の雑木林の落ち葉を踏みしめて帰りましょう。 (続く)