春日大社「砂ずりの藤」は、慶賀門を入った所の棚作りの藤で、5月初旬頃に花房が1m以上にも延び、 砂にすれるということからこの呼名があります。摂関近衛家からの献木と伝えられ、『春日権現験記』にも書かれている古い藤、 樹齢700年以上と云われています。(HPより)
5/1に撮影した様子ですが↑今はもっと延びていることでしょうね。
この「砂ずりの藤」越しに見えるのは↑御蓋山に植生する野生の藤。
ご本殿の周りでも、野生の藤が大木に蔓を巻き付けて、元気いっぱいに花咲かせています。
萬葉植物園「藤の園」では、高貴な花の香しい匂いにうっとりしながらも、こうして蔓の逞しさを見ると、あらためて藤の生命力ってすごいなぁと思います。
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春日大社MEMO
5/5 10:00〜「菖蒲祭」 端午の節句祭。
祭典後、本殿前林檎の庭で舞楽が奉納され、参拝所より拝観できます。
5/25まで夫婦大黒社で6年に一度、夫婦大黒様がご開帳されています。