GW最終日の午後から二晩のお休みをいただいていました。
チェックアウト後のお掃除を終えて、何はともあれ奈良公園の緑の中へ!そして久しぶりの展覧会鑑賞を目的に「奈良国立博物館」「奈良県立美術館」とハシゴの予定で歩きました。
では歩いて回った順番に写真散歩をどうぞ・・・・。
正倉院工事現場の覆いが取れて屋根瓦が見えていました。
二月堂の黒板はまた新しくなっていましたよ。
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新公会堂のお庭の緑を楽しみながら
今年二度目の萬葉植物園「藤の園」へ。
5/1に訪問した時の藤はまだこれから…という様子だったので、楽しみに再訪したのですが…。花房のボリュームは増していましたが、前日の雨で打たれた花の最頂部。美しい盛りは過ぎていて残念でした。
その後、下禰宜道(ささやきの小径)を通って、奥飛火野へ。
噂通り、今年の野生の藤は「裏年」だったよう・・・。
飛火野を南から北へ縦断。本当にここは気持ちのいいところ!
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そしてようやく奈良国立博物館へ。
連休中や週末の観光客が多い日に出歩かない私は、博物館前の通りが屋台状態になっていたことにびっくり!
特別展「鎌倉の仏像~迫真とエキゾチシズム~」(6/1まで)
奈良の寺々において仏像の再興造立に活躍した重源上人の重用した康慶・運慶・快慶ら慶派の仏師たちは、その後、武家の都・鎌倉でも重用され活躍し、鎌倉の仏像彫刻が結実しました。
この特別展では、鎌倉の仏像が関東の外においてまとまって展示される初の試みだそうで、奈良の寺院ではお目にかかれないような仏像・・・中国の道教の影響を受けた伽藍神像や、肖像彫刻など写実的なものなど、興味深く拝見することができました。
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最後は奈良県立美術館へ。県美での美術鑑賞は久しぶりです。
「アメリカ現代絵画の巨匠達」~CCGA現代グラフィックアートセンター所蔵版画名品展~最終入館時間ぎりぎりに駆込み、閉館までの30分という慌ただしい鑑賞でしたが、とても楽しませていただきました。
県美の美術鑑賞記はまた明日に続きます。