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2014年5月20日火曜日

「きたまちweek2014」⑥*「奈良きたまち・まちものがたり」

「きたまちweek2014」の情報紹介の第6弾です☆
今回は、奈良きたまちの町名について、その由来やエピソードなどをパネルで紹介する特別展示「奈良きたまち・まちものがたり」のご案内です。昨年秋の3daysで大好評だった展示のパート2になります。

今回登場するのは「花芝町」「水門町」「今小路町」「押上町」「大豆山町」「北御門町」の6つの町で、聞き取り取材・執筆は実行委員メンバーによります。我が町「北御門町」も登場しますので、私も町内にお住まいの方に聞き取り取材させていただきました。

こちらの写真は「奈良市今昔写真集」に掲載されていたものです。
現在の般若寺信号から柳生方面へ向かう369号線の川上町辺りを走るボンネットバスの写真。「昭和32年」とありますが、それまでは、柳生行きのバスは北御門町の前の通りを走っていたのだそうです。

奈良倶楽部のお客様から「ええー!あの極端に狭い道路をバスが走っていたって!!」という声が聞こえてきそうですが、戦後すぐくらいから、昭和30年代初頭に369号線のバイパスができるまで、奈良倶楽部の前の道は、奈良市中と柳生方面の山間部を結ぶ幹線道路だったわけです。
幹線道路として、バスだけでなく、山間部から奈良市中の燃料店へ薪や柴を運ぶ牛車や、抑制栽培された野菜を売るリヤカーなどが往来し、現在の静かな町内からは想像できないくらい賑やかだったようです。

その他にも昭和の始めの頃の、ちょっとびっくりな興味深い出来事なども書いています。是非、期間中にお越しいただき展示パネルを読んでみて下さいね!

「奈良きたまち・まちものがたり:パート2」
開催場所:奈良市きたまち転害門観光案内所
開催日時:5/26~6/1   10時〜16時(木曜休館)/入場無料

ちなみに、昨年の「きたまちweek秋の3days」でパネル展示された
「鍋屋町」「雑司町」「西包永町」「多門町」「東向北町」「東笹鉾町」「北袋町」「今在家町」の8つの町についてもアンコールで登場します。前回お見逃しの方は是非!