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2015年2月7日土曜日

「ならシネマテーク」と「ならまちナイトカルチャー」

「ならシネマテーク」とは、映画館のない奈良市内に誕生した期間限定の移動型映画館で、毎月最初の金・土・日曜日の3日間に、ワンコイン500円で映画鑑賞ができるというものです。
上映会場も月替わり、今月は「ホテルサンルート奈良」さんで。
そして2月の上映作品は見たかった映画「チョコレートドーナツ」!
「チョコレートドーナツ」は、1970年代の実話をもとに、育児放棄されたダウン症の少年を育てたゲイのカップルの姿を描いた映画。
映画の中の個人的な見どころは、テレビドラマ「グッドワイフ」での弁護士”イーライ”役で知るアランカミングの大熱演する姿でした。
”イーライ”とはまったく違った人物を演じた演技力に圧倒され、彼が歌うボブ・ディランの名曲「I Shall Be Released」に心揺さぶられてしまいました。
ワンコインで気軽に名画を楽しめる「シネマテーク」、もっと利用したいなぁと思いながら中々タイミングが合わずにいますが、やっぱりこれからももっと映画を楽しまなければと思いました。
「チョコレートドーナツ」の上映は「ホテルサンルート奈良」で
2/7(土)14:00~と19:00~   2/8(日)11:00~と15:00~です。

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映画の上映だけで帰るつもりが、ふと、ホテルサンルートさんの向かいの「ならまちセンター」を見ると「ならまちナイトカルチャー」が催されているではありませんか。
今日の演目はこれも観てみたかった「狂言」で、早速申し込みました。
「ならまちナイトカルチャー」は、日替わりで奈良の伝統芸能鑑賞を楽しめるものですが、その伝統芸能や作品について簡単に解説していただけるので、初心者にもわかりやすくて好評を得ています。
「狂言」の特殊な演出について「花争」を題材に解説していただき
大蔵流25世家元次男大蔵基誠氏の「寝音曲」が上演されました。
最後の質問コーナーでも笑いが絶えず、狂言がぐっと身近に感じられた、何とも楽しい時間でした。
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「ならシネマテーク」と「ならまちナイトカルチャー」の間の待ち時間は、元興寺門前の「小川又兵衛商店」でまったり。たーさんとのお喋りも久しぶりで、ごえちゃんの元気な姿も確認できたのでした。
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ならまち界隈で映画と伝統芸能を楽しんだあとは、やっぱりどこかで食べて帰ろうかなぁという、お気楽夫婦です。ということで、この後は
「ならまちセンター」近くのお店へと・・・。(下段のブログへ)↓