平城宮跡歴史公園の中の県営施設を見学の後は、国営施設「平城宮いざない館」にも寄りました。
こちらは朱雀門広場を挟んで県営施設(西側)と反対の東側に建てられています。下の写真↓は、「天平つどい館」から見たところです。
HPよりの引用ですが・・・「平城宮いざない館」は・・・
奈良時代を今に感じる「特別な場所」である平城宮跡歴史公園の意義とすばらしさを伝え、往時の面影を残す公園や寺社へといざなうガイダンス施設です。
時空を超えて奈良時代の平城宮を体感し、出土品や資料のよみときに驚き、公園のいまを楽しむなどの体験を通して、平城宮跡の多彩な魅力を発見することができます。
かなり広いので、まずは見取り図で全体を確認して見学に入りました。
館内は4つのテーマで分けられています。
展示室①は「平城宮跡のいま」
平城宮跡の全体像と注目ポイント、四季を彩る豊かな自然、進行中の復原工事情報など公園をより楽しむための各種情報・最新情報が得られます。
展示室①で、平城宮跡の豊かな自然が、パネル展示ででも紹介されていたのが嬉しかった。私の中では、まだ大極殿も復元されていない頃の平城宮跡が原風景となっているので、次から次へと復元され整備され新しくできた施設やイベントばかりが前面に出てくるとちょっとしんどかったりするのです。(あくまで個人の好みの問題ですが)
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展示室②は「平城宮のようす」
平城宮全域の復原模型(1/200)や大型映像、平城宮一日絵巻など、1300年前の平城宮に入り込んだような空間の中で、奈良時代の雅な世界が楽しめます。
展示室②の平城宮の復元模型がよくできていて、色々想像しながらタイムスリップを楽しめますよ。
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展示室③は「往時のいとなみ」
第一次大極殿復原にあたり製作された構造模型(1/5)を間近に見ながら、組物・瓦葺き・木簡文書づくりなどさまざまな体験・WSができます。
展示室③の展示も、よくできているなぁという印象でした。
奈良時代の生活が、パネルやWSを通して、理解しやすくわかりやすく展示してあって、大人も子供も楽しめますよ。
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展示室④は「時を越えて」
奈良文化財研究所による継続的な発掘調査・研究により明らかになってきた平城宮・平城京の姿。現代人に共感できる視点で出土品や資料が紹介されています。
展示室④では、これまでに発掘された出土品の展示がまた素晴らしくて、次回はゆっくり時間を作って堪能しに来たいと思いました。
(たくさん写真を撮ってしまったのをご覧になった通りですが、すごく充実しています。)
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おまけの画像>>
コインロッカーやお手洗いの表示デザインが気に入りました。
「平城宮いざない館」利用案内
開館時間 :10:00~18:00(入館は17:30まで)
夏期(6月~9月)は10:00~18:30(入館は18:00まで)
休館日 :2月・4月・7月・11月の第2月曜日(祝日の場合は翌日)
年末と元日(12/29~1/1)
入場料:無料
駐車場:あり(有料/1時間200円)
連絡先:平城宮跡管理センター 0742-36-8780