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2018年5月12日土曜日

当尾の里 浄瑠璃寺へ*

5/20まで「吉祥天女像」特別開扉の浄瑠璃寺へ行ってきました。
こちらのお寺も奈良倶楽部から車で十数分という近さながら
人里離れた山の中にあるので、ひっそりと静かな佇まい。
国宝の本堂には現存唯一の平安後期の九体阿弥陀仏(国宝)がお祀りされていて、その阿弥陀様たちの前には、艶麗な吉祥天女さま。
天女像が安置されている厨子の扉絵も美しく一見の価値があります。
特別開扉が5/20までなので吉祥天女像をお目当てに訪れたのでしたが
偶然にも、この後でお蕎麦をいただいた「吉祥庵」さんで、九体揃って拝観できるのは7月初めまでとお聞きしました。
今夏から順次、修理に入り、これから5年間はそろって拝むことができなくなるのだそうです。
新聞記事によりますと
修理は奈良国立博物館の文化財保存修理所でされ、「剝落止め」と呼ばれる処置が施される。寺は7月初めにまず2体を奈良博に送りたい考え。1年ほど後に2体が寺に戻ってきたら、入れ替わりで毎年1、2体を修理に出す計画だ。本格的な修理は約100年ぶりになるという。」ことです。
もちろん、修理期間中も通常通り本堂を拝観できますが
九体揃っての拝観は後少しとなりますので、よろしければ是非お出かけになってみてください。


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お昼時に浄瑠璃寺にお参りの、後の楽しみはというと

浄瑠璃寺近くの「吉祥庵」さんでお蕎麦をいただくことなのです。
薫風を感じながら、久しぶりの美味しさに舌鼓を打っておりました。
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「浄瑠璃寺」のサイトをみますと、阿弥陀さまの修理が夏または秋以降になりそうだと、下段の浄瑠璃寺ニュースのところに記されておりました。もうしばらく大丈夫そうでしょうか・・・。