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2012年4月1日日曜日

一年待ったけれど*

さて、今日はエイプリールフールです。

「90過ぎたら、思い出なんぞもう、どうでもええで。
それより、今と、これからや。こ・れ・か・ら!」

ちゅうような心境にはまだようなりませんが
今日はエイプリールフールに因んで思い出すことなど徒然と。

私は小学生の頃、この日になると全力で燃える子供でした。

悪戯の矛先は両親や弟妹でしたが
どうやったらギャフンと言わせられるか
ない智恵ふり絞ってアホなことを考えるのが
限りなく面白かったのです。

悪戯のほとんどは忘れてしまったけれど、今だに覚えているのが
小4の時、卵に針で穴を開けて中身を全部出して水を入れておき
テープで穴を塞いで、その部分を下にして冷蔵庫の卵入れに置く。
卵を割ったときの母のびっくりした顔をこっそり覗いてムフフ。

この悪戯心は大人になっても衰えず
家族の節目や、友人達のお祝い事に、本人に内緒で
サプライズパーティを企画するのが何よりの楽しみになりました。

例えば・・・
東京で大学生活をしていた息子の二十歳の誕生日。
仕事を終えてお昼に車で奈良を発ち(下ごしらえしたご馳走持参)
娘に囮になってもらって息子を下宿から連れ出して
その間に彼の住まいに侵入した私達は、部屋中をテープやリボンで飾り付け、ご馳走をいっぱい並べて、娘と一緒に帰宅する彼を押し入れの中で隠れて待つ・・・とか。

一年間のアメリカ留学前の娘には、高校の同級生を数人巻き込んで
娘に内緒で奈良倶楽部宿泊付の送別パーティをしたことも。

家庭画報の写真大賞に選ばれた友人や、初めて本を出版した友人。
還暦を迎えた友人達にも、本人に内緒で楽しいサプライズパーティを幾つかしたっけなぁ。

みーんな、びっくりして驚いた後に満面の笑みがこぼれるのが
それを見るのが楽しみで、そして集まったみんなで大笑いするのが楽しくて、いい歳になってもアホなこと考えては悦に入ってます。

で、表題なのですが。

ご存知のように昨年のエイプリールでは
我が家の愛犬グーちゃんをネタにちょっと遊びました。
「グー、すごい!快挙やね〜」なんて、早とちりして
お祝いの電話をくれた友人もいましたよ。

まぁ、すぐばれるようなネタではありましたが
実はこのネタに、密かに仕込んだミッションがあったのです。

で、表題の「一年待ったけれど」なのですが
そのミッションは誰にも気がついてもらえずでした。(笑)

え?
どんなミッションか知りたいですか?

こと、わんこに関しては親バカ全開ですからね。
あの雑誌の表紙を見て、きっとどこか一社でも
「うちの愛犬雑誌に登場して下さい」とオファーがくるものと
信じて疑わず、一年待ち続けていたワタクシ。

は〜。今からでも遅くありません。取材オファーはありませんか?
今日中でしたら「あ、あれは冗談でした。」と笑ってすみます。
雑誌関係業界関係者の皆様!
きつーいエイプリールフールを私に一発かましてやって下され〜。
ワンニャンブログの皆様!
誰か取材に来て下され〜。(笑)



は〜、アホな飼い主や。恥ずかしいてあわせる顔がないです。


いや、飼い主のアホさ加減はどっこいどっこいやけど
グーちゃん、芸はこれくらいできんと雑誌デビューなんか無理や。
(友情出演ごえちゃん)