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2013年7月18日木曜日

イタリア旅日記①〜トスカーナのアグリツーリズモに泊まる

7/17〜7/25までイタリア中部地方を旅してきました。
旅の記録と記憶のために、かなりの長文と写真多用になりますが
「イタリア旅日記」よかったら少しお付き合い下さい。
関空からの直行便はローマまで。(約12時間)
上空から見るとイタリアは農業国なんだなぁという印象でした。
ローマからフィレンツェへは国内便に乗り換えて結構な長旅でした。
イタリア中部、トスカーナ州のフィレンツェ近郊にあるキャンティ地方の農家民宿(アグリツーリズモ )へは、夜遅い時間(22:30)に到着だったので空港からタクシーで向かいました。(約30分・8000円くらい)
では、私達がお世話になったアグリツーリズモ「Le Mandrie」をご紹介しましょう。今回の旅のきっかけは、昨年こちらのオーナーご夫妻が奈良倶楽部にご宿泊して下さったことから始まります。
イタリア人のご主人と日本人の奥様。お二人がチェックアウト間際に「実は私達もイタリアでホテルをしているのです」とおっしゃって。
その時に教えて頂いたHPを時々覗いては「いつか行ってみたいなぁ」と夢膨らませていたのを今回実現させたのでした。

トスカーナで迎えた朝は疲れもなく爽やかな一日の始まりでした。
鳥のさえずりや道端の草花、丘陵地帯に葡萄畑・・・。早朝のお散歩で
トスカーナの田園風景に一瞬にして心を奪われてしまいました。

美しい山の連なり、整然と植えられた葡萄の木。
隣町は丘を一つ越えた向こうに見えて、町には必ず教会の塔。
実はこの辺り一帯はかなり歴史ある古い町なのだそうです。
お部屋のベランダからも丘の向こうに隣町が見えます。↓
そしてトスカーナでよく見られる糸杉も↓
夫は毎朝マウンテンバイクを借りて2時間ほど走って、帰る頃には、すっかりこの辺りの地形に馴染んでおりました。

さて、旅の楽しみの一つはホテルでの朝食です。
こちらの朝食はバイキングスタイルで、メニューは毎朝同じですが
パンもチーズもハムもヨーグルトも味わい深くて、シンプルなのに飛び切り美味しいので、毎朝、朝食がとても楽しみでした。


朝食は8時から、お腹を空かせた私達はいつも一番乗りです。
大テーブルに部屋毎に席が決まっている相席で、こういうスタイルだったので、宿泊客の皆さんと親しく打ち解けられて楽しかったです。アグリツーリズモの宿は一週間などの長期滞在が基本のようで、毎朝見知った方と親しくご挨拶できるのもまたいいものでした。(小さな女の子が、東洋人が珍しいのでしょう、バイキングのお料理を取りに行くたびに私達に笑顔いっぱい振りまいてくれて、私たちも笑顔で小さな親善を楽しんでいました。)
バカンスシーズンなのでフランスやドイツ、スペイン、イスラエルからもお客様が。新聞もとりどり揃っていました。
こちらはワイン農家で、自家産ワインがまたとっても美味しいのです。(ウエルカムドリンクとして赤、白のワインがお部屋にサービスされていました♫)

基本的にB&Bの宿ですが、その日の朝に申し込めばトスカーナの家庭料理を夕食にいただけます。
4泊のうち、二晩の夕食を頂きました。



 一泊目↑と二泊目↓に選んだメニューです。
スープやパスタ、デザートは自由にカスタマイズできます。
量が多いので一皿ずつお願いして二人で分けていただきました。


ハムやパスタやチーズが本当に美味しい!
トスカーナの恵みを堪能したひとときでした。

お部屋の写真を全く撮り忘れたのですが(何しろ荷物が多くて片付けられず:笑)、HPのこちらのページをご覧になれば雰囲気を感じていただけると思います。
その他にプールやキッズの遊び場もあって、家族でのんびり楽しめるところです。いつか・・・いつになるかわかりませんが、また再訪できればと夢みています。

それから、今回の旅では、出発前に奥様からたくさんのアドバイスをいただき、旅の計画を立てるのに随分と助かりました。私たちが滞在中は、たまたま所用のために奥様は日本にいらっしゃって、向こうでお会いできずに残念だったのですが、色々な意味で何不自由なく過ごすことができました。

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「イタリア旅日記」 この後も続きます。
奥様お薦めのラヴェンナや、車で回ったトスカーナの田舎町、そして一大観光都市のフィレンツェやヴェニスの様子も綴っていきたいと思っています。
またブログにアップした時は記事本文中でお知らせしますので
どうぞよろしくお願いします。