近頃、二月堂へお詣りに行く楽しみが一つ増えました。
お堂の舞台から奈良の街を一望する楽しみもさることながら
二月堂と三月堂(法華堂)の間の黒板の絵
月がかわってまた一新していました!
のびのびとした筆づかいで
何て楽しそうに描かれているのでしょう!
添えられた文章にもいつも元気を頂いています。
「吽と踏んばれ されば自然の姿 見えてくるはず」
この吽形像は南大門の金剛力士像かな?
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ちなみに5月に法華堂拝観再開になった時に見たのは
「不空羂索 再び華厳の光を放たれん」
絵は法華堂金剛力士・吽形像
6月に「あゆみ観音 鑿入れ式」が二月堂で行なわれた時には
四月堂の千手観音像がお引っ越しされる頃でした。
「千手観音もろてを上げて未来をつかむ」
同じ6月ですが、朝のお散歩に訪れた時には
「天平創始の華厳の教え 法華の仁王 護り伝えん」
法華堂金剛力士・阿形像
そして7月にはまた新しく描きかえられていましたので
朝のお散歩にお出かけのお客様もちょっと気にしてご覧下さいませ。