先日、搬入作業中のところへお邪魔してきました。(会期は3/30まで)
高麗美術館開催のポジャギ展といえば、韓国刺繍博物館のコレクション!今回はポジャギ40点の他にチュモニ(袋物)25点も合わせて展観されるということと(韓国刺繍博物館のコレクションは1階展示室で)
2階展示室では、奈良倶楽部のポジャギワークショップ講師でもある
中野啓子先生の創作ポジャギと、中野さんが師と仰ぐ崔 福姫先生の
ポジャギも展示されるのです!崔先生のポジャギは奈良倶楽部からも
何点か貸し出していますので、その様子も見学にお邪魔したのでした。
1階展示室のポジャギとチュモニはポスターの写真で雰囲気を感じて下さい。ポスター中央のポジャギは19世紀のハンナという薄絹で作られたもの。1㍍以上の大きなもので、時を経て いい風合いになった色彩の妙と、勢いあるリズミカルな面構成が心に残る作品でした。
さて、2階の様子ですが、コレクター特権で撮影許可とブログ掲載許可をいただきましたので、撮ってきた写真で雰囲気をどうぞご覧下さい。(通常は写真撮影禁止になっています)
搬入作業もたけなわでした。
この大きな作品は中野先生の新作で↓
お正月返上の徹夜続きで縫い上げたというもの。展示した様子↓
中野先生らしい静謐で凛としたポジャギ、素敵ですね!
その他に、すでに個人蔵となった作品も↓今回お目見えしています。
奈良倶楽部のファーストポジャギ展で客室の窓を飾っていたポジャギも、今回は縦バージョンで展示されています。
奈良倶楽部所蔵の崔 福姫先生のポジャギはこちらのコーナーで
ホテルのパンフレットも置かせていただいています^^v
ファーストポジャギ展で客室に展示していたお布団を包む大きなポジャギや、かつて奈良倶楽部のダイニングの窓辺に飾られていたポジャギも↓
こちらの手前の大きいのも崔 福姫先生の草木染めポジャギです↓
このポジャギの奥に見えるのが
高麗美術館所蔵の山本コレクションのポジャギ。
右側2点が非常に私好みなのであります。
この面構成!絵心が刺激されますねー!
もう一つ、窓辺にかけられた墨染めのポジャギも好み!
他にもたくさんのポジャギが展観されていますので
是非どうぞお出かけくださいませ!
「韓国刺繍博物館コレクション ポジャギとチュモニ展」
会期:2014年1月8日〜3月30日
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(但し1/13・1/14は開館)
会場:高麗美術館
住所:京都市北区紫竹上岸町15
TEL:075-491-1192
<<関連イベントとして>>
「中野啓子先生のポジャギワークショップ」
参加費:8000円(材料費・入館料含む)
30cm四方の白い窓飾りを作ります。
申込みはこちらの電話番号へ075-494-2238
「許東華館長を囲むトークと懇親のつどい」
3/2(日)14:00~16:00
参加費:1500円(資料費・茶菓・入館料含む)
申込みは往復ハガキで
住所・氏名・電話番号・参加人数(3名まで可)明記の上
「ポジャギ講演会」係まで。
定員70名(残席わずかだそうです)