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2014年8月29日金曜日

ノルウェイ紀行④〜ベルゲンのお家で手料理をご馳走になる*



ベルゲンの水平線に沈む夕陽。旅先で見る夕陽は、日常から離れて気持ちがゆっくりしているせいか、ずーっと眺めていたい気がします。
こちらはベルゲン郊外の住宅地。
2階のベランダからは夕陽が沈む海岸がよく見えます。
8/28 旅の4日目。
夕方、フィヨルドツアーから戻った私達を、オスロに住むマイブレット・ヤン夫妻が迎えに来てくれて、マイブレットの弟さんの家へ。
今晩は、弟さんの家でディナーをご馳走になるのです。
40年前に同じ交換留学生として、共にアメリカで学んだ二人。
2年前、ご主人の日本出張の機会に38年ぶりの再会をし、今回は私達がノルウェイを訪ねる旅に出たのでした。
ベルゲンはマイブレットの出身地で弟さんやお姉さん達が住んでいるところ。明日からヤンの車で、ベルゲンを出発して、途中2泊、フィヨルドの山小屋とヤンの山小屋に泊まってオスロに向かいます。
狩猟が趣味の弟さん、自分で仕留めたヘラジカや茸のシチューを作って下さいました。このシチューには、日本のナナカマドの赤い実で作ったゼリーをソースにしていただいたのですが、これがまた絶妙な取り合わせで大変美味しかったです。
ナナカマドは、昨日泊まったスタルハイムホテルの周りにもたくさん自生していたし、マイブリットの家の庭にもあるのだそう。街路樹にも使われていたし、ナナカマドの赤い実は食材としてスーパーでも売っていて、かなりポピュラーなのですね。

初めて訪れた国で、そこの土地の人の家にお邪魔する体験。
奈良の旅人エッセイ」 に応募して下さった室生国際交流村のM様のエッセイに書いてあった『日常の暮らしに触れることも、外国人にとっては旅する楽しみなのだとつくづく思う。』を旅人として実体験したひとときでした。

トップの画像3枚は、食事の後に夕陽を見に行こうと誘われて
近くの夕焼けスポットに連れて行ってもらったときの日没風景です。