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2018年11月26日月曜日

「奈良大和路の美」會津八一記念館

新潟の「會津八一記念館」に行ってこられた方より、秋季企画展の「写真家・小川光三の仕事と飛鳥園」が素晴らしかったと教えていただきましたので、ブログでもご案内させていただきます。

飛鳥園は、大正11(1922)年に八一の勧めもあって光三の父・小川晴暘(1894〜1960)が創業した文化財写真・美術出版を専門とする会社です。昭和23(1948)年に飛鳥園を継いだ三男・光三は、戦後の文化財写真の第一人者として活躍しました。モノクロからカラー写真、さらにはデジタルに変わる時代に、光三は晴暘の写真技法を継承しつつ、被写体となる奈良の歴史、古代史を研究するなど研さんを重ねて、多くの奈良大和路の美術と風景を撮影しました。
展覧会では、會津八一が愛した奈良大和路にまつわる歌書作品と併せて、「飛鳥園」の写真家・小川光三(1928~2016)の作品を紹介しています。サイトより一部抜粋)

その行ってこられた方の感想では、小川光三の父、晴暘の白黒の写真がいつまでも見ていたいという心惹かれる作品だったとおっしゃってました。晴暘は八一の色々な指示を受けて写真を撮っていたそうで、八一の美意識にも興味がわきますね。
また、杉本健吉画伯の作品も展示されているそうです。

新潟方面のブログ読者でもし興味がおありでしたら是非お出かけになってみてください。会期は12/9まで、月曜休館です。