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2011年12月8日木曜日

名残の紅葉*最後の紅葉便り

今年の秋は暖かな日が長く続いて紅葉の色づきも遅く
これから見頃かなという木々もあれば、葉先がチリチリの木々もあり
例年に比べるとどこもあまり美しくはないように思いましたが
それでも晩秋の奈良公園の雑木林を歩いているだけで
紅葉の下に佇むだけで幸せ気分に浸れるのですから
自然の営みからいただくご褒美というのは素晴らしいものです。


こちらは水谷茶屋の茅葺き屋根と紅葉が絵になるスポット。
春日大社での講座「磐座と重森三玲の庭」に参加した時に撮ったものです。(12/6撮影)


この日は午前中に写真美術館で「入江泰吉・杉本健吉〜大和路に見せられた二人〜」展を鑑賞の後、午後から春日大社の講座に参加というハードスケジュールな一日でした。
その合間のお昼は、水谷茶屋のそばの「茶亭ゆうすい」にて茶粥をいただきました。

「ゆうすい」さんは以前ブログにわらび餅のことを紹介したことがありましたが、その時「ゆうすい」さんを教えて下さった方が「茶粥も美味しいよ」と仰っていたのを思い出して立ち寄ったのです。お腹に優しいお味で確かにとっても美味しかったです!

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さて、今日は大仏殿裏での発掘現場の現地見学会の日。
すっかりそのことを忘れていたら、部活メンバーより「興味深いものが見られるよー」と電話があり、雨の中ぎりぎりの時間に見学に行ってきました。


6日に鑑賞した「入江泰吉・杉本健吉〜大和路に見せられた二人〜」展や、春日大社の講座、それから今日の発掘現場見学会のことなどはおいおいブログアップしていきます。
まずは、これにて今年の「奈良の紅葉便り」を終えることにします。


今日は小雨の中で散りゆく紅葉を愛でることができ
自然の彩りの贈り物を最後まで堪能できた一日でした。