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2011年1月5日水曜日

「古事記のものがたり」

来年2012年は、712年に古事記が献上されてちょうど1300年。
古代国家の中心舞台だった奈良県には、古事記や日本書紀ゆかりの地があちこち点在しています。

平城遷都1300年祭終了後の、奈良の新たな魅力を発信しようと
奈良県では「記紀万葉プロジェクト」として
2012年の「古事記1300年紀」2020年の「日本書紀1300年紀」までの
期間、記紀ゆかりのイベントなどを展開していきます。

毎日新聞奈良版でも元旦から特集記事が組まれて
記紀ゆかりのスポットが毎日少しずつ紹介されていますし
図書情報館長の千田稔さんが古事記の神話は面白い」と題して 
寄稿されているのですが、その中で

古事記の神話は読みやすくて面白いんですよ。今後、奈良の文化観光のベースになっていくものだと思うんです。奈良は神社仏閣だけでないぞ、と。そのためにも、まずは奈良の人がその内容を知ることが大事です。

平城京は歴史の通過点ですが、古事記は歴史の原点のようなものです。この機会に、平城遷都だけじゃなくて奈良はもっとさかのぼります、とアピールしたいですね。

・・・とおっしゃってます。
本当に。
いざなぎ・いざなみの話や、ヤマトタケルの話などは知っていても
きちんと読んだことがないので、今年はきちんと勉強してみようと
新年から読み始めたのが 、奈良旅手帖のあさみさんに教えていただいた「古事記のものがたり」という本です。
平易な文章ですーっと頭の中に入っていくので
難しくてどうも・・・と敬遠しがちだった方にもお奨めできます。

「古事記のものがたり」のサイトから本の購入もできますし
また、サイトのこちら「古事記のものがたり」無料版が13話まで読めますよ。
私は年末に石上神宮へお参りした時にそちらで購入しました。)

奈良倶楽部のお客さまにもご案内できるよう、これから記紀ゆかりのスポット巡りもゆっくり楽しんでいければと思っています。