5/20（水）〜5/24（日）10:00~16:00（最終日は14:30まで）
二月堂参籠宿所にて開催、入場無料
千葉県旭市在住の木版画家・土屋金司さんから
二月堂参籠宿所で行なわれる個展のリーフレットが届きました。
リーフレットの裏面には、土屋さんの
「私の移住する千葉県旭市は東日本大震災の被災地です。」という一文から始まる、二月堂にて開催することの想いが綴られています。
千葉県旭市は、東日本大震災の津波によって13人が亡くなり、2人が行方不明になるなど、大きな被害を受けたところですが、関西ではこのことはあまり知られていず、実は私も土屋さんに教えていただくまで千葉県で被害があったことを知りませんでした。
震災から４年経って、住居が建ち復興が進んでも心の復興はまだまだと感じたことが、二月堂という場所での個展開催の大きなきっかけになったそうです。
12年前の３月に奈良で個展を開催した折に、同行の高校生達がお水取りのお松明の炎に触れて清々しい表情と感動を横顔に見せていたことを思い返し、東大寺はじめ奈良の風景や仏さまを版画に彫り二月堂という場に飾ることで、1260年以上続く祈りの力を旭市の多くの方に繋げていければ・・・というな想いで個展を開催されます。
個展会期中は奈良倶楽部にご宿泊いただくご縁から、個展の広報担当を買って出て、リーフレットをあちこちに配布しております。どこかでお目に留まったら、是非お持ちいただいてご来場下さいますよう、宜しくお願いします！
