只今、奈良で開催中の「ムジークフェストなら2012」
6/14から6/24までの11日間、奈良の街中のあちこちで
ドイツ音楽をはじめ多彩な音楽を楽しむことができる音楽祭です。
本日は、唐招提寺『ドイツのチェンバロ作品ヒストリー』へ。
奈良の寺社での演奏会には 特に奈良らしい魅力を感じますので
それも楽しみに伺いました。
久しぶりの唐招提寺。 緑滴る梅雨の季節の境内は本当に美しく
山門を入った途端に目に飛び込んでくる風景
緑の中にどっしりと佇む金堂の姿に心が洗われていきます。
演奏会が始まる前に鑑真大和上開山御廟へ、まず。
瑞々しい緑の木立や苔むす緑の絨毯
ここでも緑の美しさに心清められて、御廟へお参りします。
さて、コンサートの会場が唐招提寺の中のどこでなのか・・・
そんなことも楽しみの一つだったのですが。
何と!鎌倉時代建立の礼堂らいどう(重文)の北側の東室で。
演奏が始まる前と後に写真撮影ができましたので
チェンバロ奏者 中田聖子さんの公式サイトをクリックして
素敵なチェンバロの音色を聴きながらご覧下さい♫
チェンバロという楽器を間近で見るのも演奏を聴くのも初めてでしたが
優しく心に染みる音色にうっとり。本当に素敵なひとときでした。
東室内部から見た宝庫。こんなショットは滅多に撮れないかもしれませんね。
また、東室には阿弥陀如来様が安置されていて
演奏会の前にみんなでお参りしてから始まるようすも
奈良らしいコンサート風景でした。
「ムジークフェストなら2012」は6/24(日)まで
奈良のあちこちで、ほとんどの音楽を無料で楽しめますので
またどこかの会場へ、気軽に参加したいなぁと思っています。
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唐招提寺と言えばまず緑の寺のイメージですが
ひっそりと咲く花も少し・・・。
クチナシの花がいい香りを漂わせていました。
こちらは泰山木の花でしょうか?
紫陽花もひっそりと・・・。
そして気になる蓮の花は
まだもう少し先のお楽しみですね。
帰りの寄り道、美味しいお楽しみは
「バルロワ」さんでほっこりティータイムでした♫