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2014年7月1日火曜日

興福院*半夏生の花

夏至から数えて11日目にあたる半夏生の日。
この頃に咲くという半夏生の花が興福院の門前に群生していました。
 稲穂のように垂れた花の下の葉っぱは
半分だけお化粧したように白くなったり、片面だけが白くなったり。
だから、半化粧や片白草と呼ばれたりもするそうで。

花の時期に葉が白くなるのは虫を誘うため・・・。
花期が終わると葉の色はまた緑色になるのだそう。
小判草も見つけた長閑な野辺の小径と 凛とした佇まいの興福院。
春に訪れた時とはまた違った趣を見せてくれました。

半夏生の日は太陽の黄径が100°になる日で、今年は明日7月2日になります。(関西の一部ではこの日にタコを食べる風習があるのですよ。)