晩ご飯を食べに出た帰り、奈良駅近くから歩いてぶらぶらと。
かなり遅い時間だったけれど、蛍も見て帰ろうと、最短コースから遠回りして東大寺境内を抜けて帰路につきました。
道中にスマホで撮った写真ですが++
戒壇院北側の門扉も閉まって、静寂の中に。
大仏池の畔で、黙々と草を食む母鹿の傍らでぴょんぴょん走り回る子鹿。時々、お母さん鹿のおっぱいを飲んでは、また走り回ってる。
(それが人間の子供も同じようなことをしているなぁと微笑ましく)
大湯屋の池からの「ごわ〜ん、ごわ〜ん」と主のようなガマガエルの轟く低音をBGMに、蛍の仄かな光がふわ〜りと優雅に舞っていました。
二月堂裏参道の佇まいも
講堂跡から見えた大仏殿のシルエットも夜のしじまの中にあり。
慣れた地理ゆえ、この闇もまた奈良の魅力なのだと
夜の道行きを楽しんで帰ったのでした。