8/30 朝から元気に観光に出発です。
バスで市の中心部まで。バス代の両替機が車内にないので、きっちり用意しないといけないそうです。
2階建てバスに乗るとすっかり旅人気分です。
まずは、アイルランド最古の名門大学トリニティカレッジのオールドライブラリーへ。ケルズの書とロングルームを見学しました。
ロングルームには20万冊の蔵書が収納されていてただただ圧巻!
ケルズの書に描かれた絵やデザインがキュートで、何故か正倉院宝物に描かれた意匠デザインに通じるものがあると感じました。
小動物を使ったデザイン、組紐模様、そして東洋的な匂いの曼荼羅のようなデザイン。1000年以上経っても残るインクは墨にも通じるものがありますね。(ケルズの書のところは撮影禁止なので、絵葉書から写真アップです。)
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その後、ダブリン観光で外せないギネスストアハウスへ。
高い建物のないダブリン市内で一番高いのがこのギネスのビル。
中に入るのに長蛇の列で並んで入場、一体何人の人がこの中に入っているのやらというくらい、すごい人!
5階のレストランで軽く食事を取って、入場チケットで飲める1パイントでゆっくり街を見下ろしながら一息つきました。
最上階の7階からの眺めも最高でした。
ギネスストア5階のレストランでオーダーしたのはシーザーサラダとシーフードコロッケのような一品(たしかフィッシュケーキという名前だったような?)。旅の最後で思い返した時に、実は、この日のこのメニューが一番美味しかったという感想です。
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8/31 市内観光・・・昨日行けなかったアイルランド国立美術館と国立考古学・歴史博物館へ。
美術館の方にはフェンメールの「手紙を書く婦人と召使」があり
こんな至近距離で鑑賞でき、また写真撮影もOKということで、ヨーロッパの美術館はほとんど無料だし、行列はないし撮影可能だし、そういうところがストレスフリーで大好きです
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また「国立考古学・歴史博物館」は本当に素晴らしい!行ってよかったところ、是非お勧めしたいところです。
紀元前2千年から現在に至るまでのアイルランドの宝といえる工芸品などのコレクションがすごいのですが
館内全体の空間デザインも素晴らしくてそういうところにも感心したり
1880年代創立の建築様式の美しさを損なわない展示空間。
そして、もっとびっくりしたのは本物のミイラが展示されていたのでしたが(それも数体)それが、展示室に入っても一目瞭然にならないような工夫が凝らされ、見たくない人は見なくてもいいような配慮がされていたことでした↓。
アーダの聖杯↑やタラのブローチ↓の他にも眼福のひととき。
いつかダブリンを旅する機会のある方は、是非こちらにもお出かけください。
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おまけの画像>>
聖パトリック大聖堂の木製パイプ椅子に可愛いお座布団発見!
スウィフトの墓もあるアイルランド最大の教会にて、お手製のカバーが掛けられたお座布団に信仰厚き人々の温かなこころを見つけたり。