日没前後の小1時間を二月堂まで夕方散歩。
夕陽が差し込み、夕陽に照らされて
空の色や雲の流れも刻々と変わって
ずーっと見ていても、いつまでたっても見飽きない。
浴衣のお二人は中国からの観光客の方のよう。
カメラに夢中になって、ふっと気がつけば・・・
いつの間にやら、灯籠に明かりが灯っていたのです。
少し離れた下の方、奈良公園のどこかからは「バサラ祭」の賑やかな音楽が聞こえてくるのですが、でもここはまるで別世界のような静けさで。
帰り道、ツクツクボウシの鳴声と草むらから聞こえる虫の音の二重奏に夏が遠ざかっていく気配をようやく実感したのでした。