お知らせです++
「忍性菩薩生誕800年記念法要」
日時:7/16(日) 10:00〜
場所:北山十八間戸きたやまじゅうはっけんこ
内容:般若寺・工藤顕任副住職の発願にて、鎌倉時代の高僧・忍性菩薩のご功績を顕彰する目的で、文殊菩薩の開眼法要が行われます。
今年は忍性菩薩の生誕800年に当たります。
忍性さんといえば、師僧の叡尊上人をして「慈悲が過ぎた」と言わしめた僧侶で、常に苦しむ者たちに心を寄せ、病者・弱者・乞食・非民の救済に尽くして「日本の社会福祉の父」と呼ばれた方です。
工藤顕任師は忍性菩薩を心から尊敬し、忍性菩薩ご生涯の記録に「28歳で自作の文殊菩薩を開眼した」ことにならい、今回、ご自身でも文殊菩薩の画を作成されました。
そして開眼にあたり、忍性菩薩ゆかりの療養所として知られる「北山十八間戸」にて、どなたでも参列自由の法要を営むことになったのです。
当日は記念品としてトートバック(売り上げはすべて東大寺福祉事業団、宝山寺福祉事業団に寄付)が販売されますが、そのデザイン、製作もすべて顕任師が単独で行い、チラシ製作(写真のチラシです)印刷も全額、ポケットマネーでされたそうです。
(以上はご案内を頂いた方の紹介文より)
私自身も、昨年、奈良国立博物館で開催された「忍性展」で、忍性さんの偉業とその人となりに触れ感銘を受けた記憶も新しいのですが。
(「忍性展」のブログ記事はこちら→★)
当日のタイムスケジュールをチラシより抜粋しますので、ご都合のあう方は是非ご参列くださいませ。
10:00~ 北山十八間戸にて文殊菩薩の開眼供養
10:30~ 北山十八間戸見学(法要・見学とも参加無料)
11:00~ 般若寺へ移動(要・拝観料500円)
11:30~ 忍性菩薩利生塔前 ご法楽
12:00~ 記念グッズ販売
12:30 終了
※法要は日中野外で立ったままの参拝になりますので、充分な暑さ対策をしてご参列下さい。