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2019年2月20日水曜日

タイへの旅~その①チェンマイ編

2019年2/18~2/22 タイ・チェンマイとチェンライへの旅
今回の旅の一番の目的は支援している山岳民族の里子に会いに行くこと。25年間続けている里親支援。昨年より3代目の新しい里子を迎えることになったので、一度その子に会っておきたいという思いから、13年ぶりのタイ訪問となりました。
初めてLCCを使っての旅は・・・格安で快適ではあったのですが、お昼の時間を丸々使ってのフライトだったので、日数が限られている中で時間的に勿体ないかなという印象もありました。

海外への旅では「異文化に触れる」という大げさなことだけでなく、日常の暮らしの中にもちょっとした「へ~」とか「ほ~」とか感心することが多々あって、今回は空港でタクシーを待っているところに、ひょこひょことやってきた犬に驚いたところから、気になって、チェンマイの「犬」事情を調べてみました。
その犬は、首輪はしているけれど飼い犬ぽくはなく、家出して野良になったような、それでいて自信満々にそこら辺を徘徊していて不思議な雰囲気を漂わせているのです。
調べてみたら、昔の日本のように、チェンマイにはペットと言われるような犬はなく(今はもうペット犬もいるようですが)、犬はみな街に棲んでいるのだそうです。でも首輪や鑑札のようなものはしていて、野良犬ほど野放しではなく、街に棲みつく犬。食事は飼い主だと意識している人が与えているそうで、多くは寺に棲んでいるのだとか。
旅行中は、勝手気儘に街中を闊歩する悠々自適の暮らしをしている犬たちが気になって、あちこちで犬の写真を撮っていました。

そしてもう一つ、びっくりしたのはタイの交通事情。
信号が少なくて道路の横断に一苦労するのです。何しろ、車は歩行者を見ても(多分見てないと思いますが)ほぼ停まってくれなくて、近くに信号がない場合は道路の横断に決死の覚悟で渡るのです。よく交通事故が起こらないなぁと、毎回ヒヤヒヤドキドキの道路横断はかなりのストレスでもありました。(後で聞くとカンボジアやベトナムも同じようだというのです。夏に行ったドイツのように、歩行者を見ると必ず停車してくれる社会とは真逆ですね。)

4泊5日の旅のうち、最初の2泊と4泊目をチェンマイで、3泊目の一泊をチェンライで宿泊の旅程。先にも書きましたが初日はほぼ移動日で、2日目にようやくチェンマイ旧市街を観光しました。
チェンマイ旧市街では、いくつかの寺院に入りました。
寺院建築では屋根の形に特徴があること、本堂の後ろに仏塔があることなどの共通項を見つけたり。
お供えのお花や飾りを本堂の中で作っているところや、門前にも供花を売るお店がずらり。そしてお参りに訪れる熱心な信者さんの多いことにも驚きました。

とても華やかで賑やかなお寺の様子に、その時は気がつかなかったのですが、晩御飯に入ったレストランでビールのメニューはあるのに無いと言われたことや、帰りのコンビニで「今日はお酒の販売ができません」と紙に書かれていたことを思い出して、何か宗教上の特別な日なのでは?と、思い至って調べてみましたら、その日は「マカブーチャ万仏祭」という日で、禁酒日になっているとのこと。

午後からはワロロット市場へ。
市場の喧騒にテンションも上がり気味。
ドライフルーツや乾物、ストールにもなる布や、インドの香辛料や天然オイルなど、とてもお安くて嬉しくなります。
それにしても、ごった返す店内の、食べ物屋さんと布もの屋さんが隣同士というのも不思議な感覚でしたが。

最後はチェンマイのお食事編を・・・。
こちらは宿泊したホテルの方に奨められたレストランで、安くておいしくて2回も行ったのですが、何とも面白い造りになっていて、とてもユニーク!レストランは建物の2階にあり、真ん中にオープンキッチン、テーブルは四方の外に向かって設置されていて、足は公道に下ろすというワイルドな造りなのです。高所恐怖症だから、あまり落ち着けないのでしたが、お料理はどれも美味しかったのでした。
ユニークな造りのレストランでいただいた食事の一部↑
禁酒の日だったのでマンゴースムージーと。
ワロロット市場で食べたランチの汁そば↑はすごく美味しかった!
最後の写真は、初日の夜にホテルに着いたばかりの夕食。持って行ったガイドブック一押しのレストランへタクシーで出かけたはいいのですが、どうも違うお店に案内されたようで、地元の方で賑わうレストランでしたが、少々辛すぎてお口に合わず残念でした。
3日目は、長距離バスで3時間半かけてチェンライへ移動です。(続く)