手向山八幡宮で、とても可愛い立雛を見つけました。
よくある立雛と思っていましたら、土鈴になっていて「比翼雛土鈴」という名が付いています。
由緒書きがありましたので、一部抜粋して記しておきます。
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手向山八幡宮社伝に依りますと比翼雛は『上巳ノ祓ノ雛形ヲ男女ノ姿ト云ハ誤リナリ。大ナルハ神功皇后、小ナルハ八幡大神御誕生ノ體ナリ云々』と有り、即ち大なる烏帽子袴姿が神功皇后で、小なるが八幡大神(応神天皇)で有ります。
また、比翼とは中国の故事に「比翼鳥」という伝説の鳥がおり、この鳥は翼が一つで、二羽並んではじめて飛ぶことが出来るという、仲睦まじい夫婦のたとえに使われます。
この雛形の土鈴を『比翼雛土鈴』と名付け、家内安全・厄除け開運・夫婦和合のお守りとして授与するものであります。
というご由緒の有難くも可愛い「比翼雛土鈴」。
入れていただいた紙袋のシールもちょこっと可愛いのでした。