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2019年2月21日木曜日

タイへの旅~その②チェンライ編

タイへの旅~その①チェンマイ編からの続きです。

チェンマイからチェンライ行きのバスに揺られて3時間半。
お昼過ぎに着いたチェンライで、さくら寮を訪ねる前に「白い寺」と「青い寺」という有名な観光寺院へ連れて行ってもらいました。
「白い寺」ワットロンクン。チャルーンチャイ・コーシピパットという、タイの有名アーティストが私財を投げ打って作った、お寺というより、お寺の形をしたテーマパークのようなところです。
仏教や神話をモチーフにした作品を生み出してきた人が作った空間にしては厳かさは感じなかったけれど、併設された個人美術館にある作品からはとても素晴らしものを感じて、行って良かったと思いました。ここに行かれたら是非美術館もご覧になってください。
「青い寺」ワットロンスアン。
こちらは元々お寺だったところを、白い寺を作ったアーティストのお弟子さんが壁画を手がけて、人を呼べる観光寺院として蘇らせたというところらしいです。
本堂に安置された仏像も本物(「白い寺」の方はハリボテの仏像でしたが、これもアーティストの意図するものなのでしょう)で、お寺を改修したところと思えば厳格さも感じて、自分が何に価値を置いているのか?二つのお寺を訪ねて面白いなぁと思いました。

その後、「さくらプロジェクト」が運営する「さくら寮」を訪ねて一泊させていただき(その③に続く)、翌日はまた違うお寺にも案内していただきました。
チェンライの不思議なお寺…「白い寺」「青い寺」に続いて「巨大仏の寺」にも行ってきました。
まず、巨大仏までキティちゃんがペイントされたピンクのバスで運ばれて、エレベーターに乗る時もミリタリー調の制服を着た男性達が敬礼して見送ってくれて、お寺とは程遠い雰囲気を醸し出しておりました。
巨大仏の白毫から覗いた風景を見ながら、やっぱりここも、寺院の形をしたテーマパークかなと思うのです。

こちらは巨大な仏像内部の装飾で、「白い寺」をかなり意識したモチーフで飾られていました。

チェンライの異空間なお寺巡りばかりしたので、最後は、お寺らしいお寺にも案内していただきました。
赤と金を基調に落ち着いた色彩の本堂↑。
エメラルド色の空間の本堂↓。
どちらも同じ敷地内にあり、お花も生花がメインでお供えされていました。こちらに来て初めてお坊さまの姿もお見かけしたのでした。
そして敷地内に設けられた博物館↓もとてもよかったです。
一泊2日の滞在でしたが、これほど効率的に回れたのは、「さくらプロジェクト」代表の三輪さんに全てご案内していただいたおかげです。どうもありがとうございました。
この後、15時発の長距離バスでチェンマイに戻り、4泊目はチェンマイ泊。帰国日の5日めは、LCCのフライト時間の関係で一日中が移動日となって、夜遅くに帰国という旅程でした。

タイへの旅~その③は、旅の目的の「さくら寮」訪問記です。(続く)