一条通りの東の突き当たりに
天平時代創建のそのままに国宝の転害門がどっしりと佇んでいる。
ちょうど夕陽が沈むその直前。
一条通りを真っ直ぐ東へ走る車のサイドミラーが、燃えるような太陽の、今まさに西の空に沈もうとしている姿を捉える。
走っている間中、少しずつ傾く太陽を見ながら転害門まで。
転害門の信号で、ちょうど私で赤に変われ!と念じたとおりになって。
赤く染まった白壁と、門の向こうの木々の緑をしばし見蕩れる。
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この転害門、10/5の「転害会」では通り抜けもできますよ。