「瓦ハートで愛と絆を!」ワークショップ&きたまちマルシェ
というイベントが開催されています。まずは美味しいものをget。
きたまち繋がりのお店の屋台。どれもこれもすごく美味しい!!
(晩ご飯用のテイクアウトまでしてしまった^^)
デザインコンテスト用の瓦の制作もされていて
皆さんすごく真剣に取り組んでらっしゃいます。
・・・と、「beat it」の曲が聞こえてきたと思った瞬間
カシュガシュさんやジェントリーさん、ユーズキッチンさん達も
まんとくんと一緒にいつの間にかダンスの輪の中に!
瓦工場のお隣のお家からはわんと君達も身を乗り出してる。
(このわんこ達、大人の男性より大きい!)
さて、ではそろそろ瓦博物館の中を見学致しましょう。
ガイドさんに詳しく説明していただきましたので
ちょこっと受け売りさせていただきますね。
「瓦道がどう」 さんでは、薬師寺や唐招提寺や東大寺、法隆寺、大極殿などの瓦も製作をされているのですが、こちらでお聞きしたお話では、お寺などの瓦の製作には一つの瓦会社が独占して当たるのではなく、2〜3社で分担して行なわれるということらしいです。
例えば、唐招提寺金堂の解体修理では3社が受け持たれ、平瓦、丸瓦、軒瓦、鬼瓦や鴟尾など会社毎に担当部分があったそうです。
ちょっとピンぼけですが、これは東大寺昭和大修理で大仏殿の瓦を製造した時に、特別に作ったプレス機だそうです。次回の屋根瓦修理のときにも使えれば(100年後くらい?)いいですね。
この亀のような瓦は大仏殿西回廊の屋根の上に乗っかっているもの。
各社寺で使った石膏型と木型。蝶の文様は唐招提寺のもの。
こちらは、大修理の真っ最中の姫路城の鯱を製造した時の様子です。
これが焼成釜↑。1150度の高温で焼成されます。
焼くだけでなく燻すのもこの中で。
東大寺の丸瓦、とにかく長くて大きい!↑↓
こちらは平城宮跡にある大極殿の平瓦。↓
ちなみに大仏殿の平瓦はこの4倍の大きさだそうです。
鯱や鬼瓦など。
最後に、ワークショップ参加の方々の作品はこちら。
A4サイズ、厚さ15mmの粘土板を切ったり、くりぬいたり貼付けたりと加工して作られています。皆さん力作揃いですよ。
焼成後の出来上がりが楽しみですね!
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瓦道さんでは「ミニ鬼瓦作り」という体験学習を随時開催されています。申込み方法や料金等の詳細はHPのこちらで。
HPを見ていたら、洗面台やオブジェの制作もできるようで
こういうのなら、ちょっとやってみたい!です。