紫陽花、入梅、蛍・・・。
6月は、緑滴る奈良の美しさを
一番感じていただける季節かもしれません。
6月に行われる寺社の伝統行事や年中行事をご案内致します。
奈良への旅の参考にどうぞ・・・**
◆6/1〜8/31 談山神社「観音講まつり」
期間中の祭典行事
・6/9 11:00~ 鏡女王御神像開眼大祭
・6/23 11:00~ 観音講祭
・6/30 15:00~ 中臣大祓式
問合せ:0744-49-0001
◆6/1 大和神社「高龗神社例祭」
水の神様である高龗たかおおかみ神社の御例祭。
水は商いにも通じ商売繁盛と辰年生まれの出世開運も祈願する。
問合せ:0743-66-0044
◆6/2 元興寺「扇供養」14:00~
問合せ:0742-23-1377
◆6/2 「今里の蛇巻き・鍵の蛇巻き」
今里は新麦わらで、鍵は新稲わらで蛇を作り
13~17歳の少年が担いで歩く豊穣祈願のお祭りです。
問合せ:0744-34-2080(田原本町産業観光課)
◆6/2 弘願寺「歯がため地蔵祭」13:00~
※リンク先の大和路アーカイブ↑には6/4となっていますが
お寺に確認しましたら6月の第一日曜日6/2に催されますので
お間違いなきようよろしくお願いします。
関屋地蔵に虫歯予防、健康祈願の後、数珠繰り・千巻心経が行われます。参拝者先着50名に加持祈祷済みの歯ブラシが無料授与されます。
問合せ: 0746-32-3855
◆6/4 丹生川上神社中社「水神祭」10:30~
全国より水を生業とする多数の崇敬者が参集し
水の神様に感謝、事業の発展、繁栄を祈願する祭
2010年4月に訪れた様子はこちら→☆
問合せ:0746-42-0032
◆6/5 「シャカシャカ祭り」16:00~17:00
麦わらで作った8寸位の蛇を子供達が担いで町内を練り歩き
ヨノミの木に巻きつけ蛇の供養が行われます。
橿原市上品寺町本村
問合せ:0744-22-4001(橿原市観光課)
◆6/5〜6/6 唐招提寺「開山忌舎利会」
・6/5 9:00~ 御影堂宸殿にて一山の僧侶による読経のなか
茶道藪内流家元紹智宗匠による献香、献茶。
16:00~ 講堂で御宿忌法要
・6/6 13:00~講堂で舎利会御諱法要
15:00~東室で記念講演
問合せ:0742-33-7900
※開山御影堂での鑑真大和上坐像・障壁画の特別公開
1250回忌に当たる今年は6/5〜6/9 9:00~16:00の期間です。
◆6/6 矢田寺「開山忌」6:00~7:00
問合せ: 0743-53-1522
◆6/6 金峯山寺「高祖会大法要 前夜祭」15:00~16:00
◆6/7 金峯山寺「高祖会大法要」 11:00~正午
修験道の開祖である役行者報恩のため
古法に添った法衣を着けた「千衣法要」が行われる。
問合せ:0746-32-8371
◆6/7 法華寺「開祖光明皇后御忌」
問合せ:0742-33-2261
◆6/7〜6/8 龍泉寺「三宝院門跡花供入峰」
醍醐寺・三宝院門跡が全国から集まった300名余りの修験者を従え
大峯山中に蓮華の花を供える行事。洞川温泉街を練り歩く門跡御一行を
地元の住民や小中学生が「ようおまいり」と言いながら出迎えます。
・6/7 13:00頃 洞川温泉到着
14:00頃 龍泉寺にて柴橙護摩厳修
・6/8 1:00 龍泉寺にて水行の後、入峰
小篠根本道場にて柴橙護摩厳修
◆6/9 安倍文殊院「ウォーナー博士報恩供養会」10:30~
アメリカの日本文学者で、太平洋戦争の際、奈良・京都を空襲から守るようにアメリカ政府に働きかけたと言われるウォーナー博士の供養会。
問合せ:0744-43-0002
◆6/7 浄瑠璃寺「行者まつり」10:00~16:00
大日如来灌頂堂で法要が営まれます。境内の地蔵堂周辺では行者市やお茶席、墨跡展などが開催されます。灌頂堂では秘仏役行者三尊像が、地蔵堂では秘仏地蔵菩薩立像が特別公開されます。
問合せ:0774-76-2390
◆6/13 弘仁寺「黄金こがねちまき会式」9:00~
黄金色の紐で結んだ厄除けのちまきを
ご本尊虚空蔵菩薩に供え五穀豊穣を祈願する。
ちまきには家内安全無病息災の功徳があるといわれています。
14:00~ 柴燈大護摩
問合せ:0742-62-9303
◆6/15 大安寺「青葉祭り弘法大師誕生会」14:00~
弘法大師空海の誕生を祝う法要です。
大師の稚児像に甘茶をかけ、大師の高徳を偲びます。
甘茶のふるまいあり。
問合せ: 0742-61-6312
◆6/16 法華寺「浴室施浴体験会」
昨年から信徒会員でなくても体験できるようになりました。
但し「から浴室保存会」に入会して(入会金 500円)
ご志納金(5,000円)が別途必要です。要申込み。
問合せ:0742-33-2261
◆6/16 「虫おくり」18:30頃天理市の指定無形民俗文化財。
行事は「藏輪寺」での祈祷会で始まり、その後、三つの地区ごとに祈祷札が渡され、各地区の出発地と到着地点に祈祷札が立てられます。夕刻になると各家はそ れぞれの出発点松明を持ち寄り、火を付け、鉦や太鼓の音と共に一列に並び、町内の田を練り歩きます。町外れに着くと、竹の串に挟んだ「害虫駆除五穀豊穣」 の祈祷札を川に立て、そこに持ち寄った松明を重ね、燃やして終了となります。多くの人が夕暮れ時に松明を持って練り歩く様は妖艶で美しいものです。
問合せ:0743-63-1001(天理市観光課)
◆6/16 當麻寺中之坊「中将姫髪供養会・諸願祈祷祭」14:00~
髪供養は、天平宝字7年6月15日に剃髪した中将法如が
翌日16日その髪をもって阿弥陀三尊の梵字を刺繍して
阿弥陀如来への感謝を表現したという故事に基づき、
髪に感謝を込めて供養し、諸願成就を願う祈願祭です。
参拝者は自身の頭髪を少し切り半紙に包んで持参すれば、
14時より行われる法会にて供養され髪塚に収められます。
(当日お寺で切ることも可能)
問合せ:0745-48-2001
◆6/16・6/17 率川神社「三枝祭-ゆり祭-」
率川神社は大神神社の摂社で平城遷都以前からある
奈良市最古の神社です。
三枝祭は飛鳥時代から伝わる日本最古の祭の一つ。
文武天皇の時代の「大宝令」にも国家の祭として定められている。
問合せ:0742-22-0832
・6/16 11:09に大神神社で祈願を受けた「ささゆり」が
JR奈良駅到着。神職たちが列を整え
三条通りを率川神社へ向かい
12:00~ささゆり奉献祭が行われる。
・6/17 10:30~神事 13:15~七媛女・稚児行列
清楚な百合が、神楽を舞う巫女や奉仕の乙女達を飾る
という百合づくしの古式ゆかしい神事です。
お供えの百合の花は、疫病除けとして
参拝者に授けられます。
◆6/16 吉野町東南院「多宝塔夏季大祭」
問合せ:0746-32-3005
◆6/18 福智院「玄昉忌」13:00〜15:00
問合せ: 0742-22-1358
◆6/23 大安寺「竹供養」と「ガン封じの祈祷法要」
古来中国ではこの日に竹を植えるとよく育つと云われる
故事に倣って青竹の供養奉納が行われる。
当日はガン封じに薬効があるといわれる笹酒が振舞われる。
8:00~16:00 法要は13:00~
拝観料:500円(笹酒含)
問合せ:0742-61-6312
◆6/25 菅原天満宮「誕生祭と鷽替神事」13:00〜
「鷽替神事」に参加したときの過去記事はこちら。
問合せ:0742-45-3576
◆6/28 入鹿神社 「すももの荒神さん」18:00~22:00
奈良県下、三大荒神の一つ。火難除け・交通安全祈願の祭り。
問合せ:0744-21-1115(橿原市観光課)
◆6/30 石上神宮「でんでん祭り」
13:00〜神剣渡御祭(でんでん祭)石上神宮から末社神田神社への神剣のお渡り
14:30〜神田神社でお田植え神事
◆6/30「夏の大祓い」
・春日大社「夏越大祓式」15:00~
・大神神社「大祓みわの茅の輪神事」15:00~
・橿原神宮「大祓」15:00~
・談山神社「中臣大祓式」15:00~
・大和神社「夏越の大祓式・茅の輪くぐり」17:00~
・石上神宮「夏越の祓」17:00~
他、各地で。