奈良の夏の風物詩「燈花会」や春日大社万灯籠、高円山大文字送り火
東大寺大仏殿万灯供養会などが終わって8月も後半に入りました。
16日からは、奈良の新たな夏の風物詩となりそうな予感の
「 ならファンタージア」が国立博物館で始まりましたので
お休みを取っていた初日に早速行って見てきました++
夕暮れ時の博物館。昨年同様大勢の人達で賑わっています。
美味しいものもたくさん出店されているので映像が始まるまでの時間を
会場内でのんびり楽しむこともできていいですね。
夕闇に包まれる頃から第一回めの上映が始まります。
昨年のファンタージアは、ちょうど奈良博で開催中だった
「天竺へ〜三蔵法師3万キロの旅」で展示されている
国宝の絵巻『玄奘三蔵絵』をテーマにした幻想的な映像でした。
今年のファンタージアはYAMATO新話というタイトルで全編オリジナル。どのようなストーリーなのか楽しみに予備知識無しに見ることに。
祈り、再生・・・そのようなイメージが浮かんでくる映像。
既存の価値観が崩壊し新しい命が目覚め
・・・というようなメッセージかな?
これは何をイメージしているのだろう・・・とか想像しながら
しばし音と映像の世界に引き込まれます。
大空を自由に飛ぶ鳥は不死鳥かな?と思っていたら八咫烏だそうで
今年のテーマやコンセプトが決まるまでの経緯も事前に知っていた方が
良かったかもしれませんが、予備知識なしでも充分楽しめる内容。
今年も奈良博仏像館の壁面に異次元空間が現れて
真夏の夜の奈良をちょっと違った雰囲気で楽しむことができました。
最後は会場が大きな拍手に包まれました。
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「ならファンタージア〜YAMATO新話〜」
会場:奈良国立博物館 なら仏像館西側
開催日時:8/16〜8/21
開場時間 :17:30〜22:00 (上映時間は19:30より)
※荒天の場合は中止になる場合あり。
問合せ:0742-36-5770
入場料:大人300円、小人200円
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映像作品の写真撮影についての注意事項++
昨年のファンタージアは「国宝 玄奘三蔵絵」を題材にしていて
映像の中に絵巻の絵が出ていた関係上、写真撮影禁止でしたが
今年の「YAMATO 新話 」は全てオリジナル作品なので
写真撮影も、ブログや動画共有サイトへの投稿もOKです。
ただ 撮影の方法に関して、後ろの方への配慮からカメラの液晶面を
肩より上へ上げての撮影は禁止になっています。(FBページより)