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2012年8月5日日曜日

滋賀県湖東方面へ③〜醒ケ井の梅花藻

滋賀県湖東方面への小さな旅の記録もこれで最後です。
近江八幡からの帰りに、もう一カ所どこかへ寄ろうということで
こちらこちらのブログで知った「醒ケ井の梅花藻」を
見に行くことにしました。
また、前日にネットで色々調べてみると、梅花藻のある地蔵川沿いに
ヴォーリス建築があることもわかりました。
「旧醒ヶ井郵便局」今は醒井宿資料館として開放されています。

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かつて中山道の宿場町として栄えた醒井さめがい
街道沿いに昔の面影が残る趣のある町並みが続きます。
その街道に沿って湧き水の地蔵川が流れ
川面には梅の花に似ていると言う梅花藻ばいかもが咲いていました。
梅の花のイメージとは違って、とっても小さな可愛いお花!
梅花藻は、梅雨が明けて地蔵川の水量が下がると
川面に顔を出してきれいに見ることができるのだそうです。
写真を撮るために川面に顔を近づけて気がついたのですが
水面近くは冷気が漂ってとっても涼しいのです。
川の水も綺麗に澄んでいて、清流の清涼感に癒される思いです。


地蔵川は湧き水で源流はこちら「居醒の清水いざめのしみず」↓
この小さなところからぼこぼこと清水が湧き出て 
地蔵川に豊かに流れていってます。
実はこの「居醒の清水」には日本武尊の命を救ったという伝説が。
日本武尊ヤマトタケルノミコト像も立っています。

景行天皇の時代に、伊吹山に大蛇が住みついて旅する人々を困らせておりました。
そこで天皇は、日本武尊にこの大蛇を退治するよう命ぜられました。
尊は剣を抜いて、大蛇を切り伏せ多くの人々の心配をのぞかれましたが、この時大蛇の猛毒が尊をくるしめました。やっとのことで醒井の地にたどり着かれ、体や足をこの清水でひやされますと、不思議にも高熱の苦しみもとれ、体の調子もさわやかになられました。それでこの水を名づけて「居醒の清水」と呼ぶようになりました。(案内板より)

川沿いの茶店で。
地蔵川の清流でつくった米糀ドリンクをいただき一休み。

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醒ケ井の梅花藻の見頃は梅雨明けから8月終わり頃まで。
夏の終わり頃には、地蔵川沿いの百日紅の花が川面に落下して
梅花藻の白と百日紅の紅の彩りが見る人を楽しませてくれるようです。

梅花藻の咲く地蔵川はJR醒井駅より徒歩数分。
醒井駅には駐車場もありますよ。