『なら もの こころの旅―暮らしの中の奈良ブランド』という一冊の本にまとめられました。
この本を出版されたのが『冬至舎』という小さな出版社で
先日 出版記念展&トーク
写真がブレブレですが・・・
会場の壁面には「暮らしの中の奈良ブランド」74品がパネル展示され
著者の北井さん(向かって左)と編集者の近藤さんによる
こぼれ話的なトークセッションが繰り広げられていました。
その中で、「ここで紹介されている74品目のモノをどれくらい知ってますか?」「皆さん多分10品目もご存じないのではと思いますよ」という挑発的な言葉(笑)に、「にゃに?!」と、心の中で受けて立つ私。さーっと、購入した本に目を通して見ると「あれ、こんなの知らない」というモノの方が多く、知っているモノを数えてみると(名前くらいは知っていたというのも入れて)ちょうど30品目で、半分にも満たなかったのです。
奈良のことならおまかせ!と思っていた私の出鼻がくじかれたのには
ちょっとショックでしたが、かえって奈良ブランドが新鮮に素敵に感じられます。
ここで紹介されている「暮らしの中の奈良ブランド」には
流行のものは一つもなく、普段の中に、こんなにもいいものがあるのだと知ることができます。奈良の歴史や風土、地域の中で創られ、造りつづけられている暮
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紹介されている一部ですが・・・
吉野地方で年初に神棚に飾る木製品の神酒口↑
神様へのお供えのために作られていて、それがモノづくりの原点ではと。また、奈良を象徴する「神酒口」に出会ったことが、この「なら もの こころの旅」の始まりになっていると著者。
欲しいと思ったモノですが・・・
柿渋染めのオーガニックバッグ↑や
スポンジ素材の知育玩具「もこもこアート」↓
このレインブーツ↑は、靴下を金型に装着してカラフルな樹脂を流し込み成形する方法で作られているので、素足で履いても内側が靴下なのでベタつかず足触りが良いのだそうです。雨の日でも心がウキウキ楽しくなりそうですね。
そして、私の大好物の柿のスライス。
奈良は柿の名だたる産地です。生産品としては出荷できない柿をこうして活かす工夫をされて、出版記念会のパーティでは、クリームチーズと一緒に供されていました。(とっても美味しかったし、これからパーティ料理に使えるよ、これ!)
・・・他にも もっと紹介したいモノがありますが
奈良倶楽部の図書室に本を置いてますので
またご宿泊の際にご覧頂ければと思います。