お別れ会の様子は「鹿鳴人のつぶやき」さんがブログに大変詳しく書いて下さっています。→★
たくさんの人が参列され、先生のお人柄が伝わるしみじみとしたお別れ会。あらためて先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
以前にもブログで書いたことがあるのですが、博道先生が写真を、大学時代の先輩が翻訳をして「俳句」や「Santoka」 という英語版の本を出版され、先輩が年に一回奈良に来られる時には、私も一緒に博道先生とお食事したりお茶したりとお相伴に与っていたのでした。
お別れ会前日から先輩と一緒に長谷寺や秋篠寺を訪ねて、先生の思い出話を語り合っていたのですが、ここでちょっとこぼれ話を・・・。
先輩が奈良に来られるのは、毎年吉野の桜の季節でした。
先生は、先輩来寧の頃の週間天気予報の新聞記事を切り抜いて葉書に貼って送って下さったり、吉野の桜情報を小マメに知らせて下さったりして、その話を聞いて、先生はきっと、奈良に来る人が奈良で一番いい状況で過ごしていただきたいというホスピタリティに溢れた人だったんだなぁと思いました。
そう言えば、薬師寺の鬼追い式に連れってもらったこともあるし、拝観はできなかったけれど興福院にも案内してもらいました・・・。その日、奈良のどこに行けば一番いいのかと、いつも考えていて下さってたのですね。
お別れ会で流れていたビデオで、先生は奈良の中で奈良公園が一番好きだと仰ってました。私も奈良公園がすごく好きで、お互いにどんな隠れた魅力の場所を知っているの?とか、もっとお聞きしたかったし、もっとお話したかったです。