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2013年4月11日木曜日

東大寺本坊の桜*

4/10から始まった東大寺本坊・天皇殿の特別公開。(4/14まで)
今年も、小泉淳作画伯が5年の歳月をかけて制作された全40面の襖絵に対面してきました。
桜を描いた襖絵のひとつ「本坊の桜」、ちょうど満開の時を迎えて
本坊を訪れた人たちに、その清楚な美しさを見せてくれています。
今年も 持仏堂の方へは入れませんので、この枝垂桜は本坊の庭園をはさんで、離れた所から眺めるのみでしたが、時折り風に揺れてふわ〜っと花が舞うような様子に、しばらく見蕩れていました。

もう一本、本坊への上がり口にも枝垂桜が。
最晩年の、渾身の力をふり絞って表現された「桜」と「蓮華」の向こうに見える小泉芸術の極みを、今年も見せて頂くことができました。

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参考までに・・・2011年に本坊襖絵が公開される前に、高島屋で開催された作品展が新日曜美術館で取り上げられて、番組で知った小泉芸術の真髄みたいなことを綴ったブログはこちらです。また、2011年本坊公開のブログ2012年のブログもよかったらどうぞ。