実家の父より「上狛エリアを一緒に見て回ろう」とお誘いが入る。
迷っていた手術をすることに決めたらしく「入院することになったから」の電話で「いろいろ写真も撮りたいからモデルになって」と。
明日入院する父の頼みなら聞いてあげないとね。
というか、ほんとは出かけたかったんです「木津川アート」。
でも、スタッフみんな一生懸命頑張っている毎日の中で
ちょこっと気分転換に出かけるのは気が引けていたのでした。
ふー、これで大手を振って出かけられるぞ。遊びじゃないよ。
アマチュア写真家の父との待合せは「松原邸」。
昨年の木津川アートでも会場になっていたので
作品以外で撮った松原邸の写真はこの1枚だけです。
(松原邸の雰囲気は、昨年のブログ内記事をご覧下さい。)
さて、こちらは三上由美子氏のインスタレーション。
海辺に流されたガラスの欠片を拾い集めて作られた
まるで花のような作品です。
アートを見学している人としてモデルになった私。
「もうちょっと右。もうちょっと向こう」とか指示されながら
私も父を逆取材。
別の小さな部屋にも、同じく三上さんの作品。
こちらのガラス片は全部同じ色で統一されていて密集しています。
カメラ小僧?カメラ爺?
川中政宏氏のオーディオテープを土間に敷き詰めたインスタレーション
格子戸の向こうの光がキラキラ映りこんで美しいです。
山本茂氏の写真。木津川市の色々な場面が映し出されます。
3人の作家さんの作品は、会場の雰囲気との絡み合いがよくて、そんな場所では作品鑑賞に集中できるので「見る」ことがとても楽しいです。
それにしても・・・入院前日にも寸暇を惜しんで好きなことをしている父の姿を見て、打ち込める写真があるから元気に手術も乗り切ってくれるかなと思ったり。
この後も上狛エリアの他の会場を二人で回るのですが
その様子はまた明日・・・。(続く)