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2010年10月25日月曜日

東大寺法華堂の経庫内部初公開*

光明皇后1250年御遠忌特別開帳として
東大寺法華堂(三月堂)経庫きょうこ内部が初めて公開されました。。

 経庫は正倉院と同じ校倉造りあぜくらつくりで、奈良時代の創建と言われています。かつて、ここには経典が収められていたそうですが
今は塔頭住職になるための口頭試問「竪義りゅうぎ」で使われる論議台が収められています。
その論議台、意外に大きく高さもあってちょっとびっくりでした。


拝観の折にいただいたパンフレットによりますと・・・。
この経庫は、元は正倉院の近くにあったもので、元禄年間に
手向山八幡宮の宝蔵として、現在の位置に移築されたのですが
明治初年の神仏分離の際に寺に帰属することになったとあります。
それで、入口の扉が法華堂の方ではなく、手向山八幡宮の方に向いているのですね。

同じくパンフには、経庫の内部にはネズミの戯画や鎌倉以降の米の出し入れの留書が残っているとあります。
ネズミの絵を見るのを楽しみにして内部に入ったのですが
ちょっと見つけることができませんでした。

公開は11/11(木)までの10:00〜16:00。
法華堂個人入堂者のみ無料で拝観できます。

経庫の内部に入れるのは「最初で最後」かもしれませんし、
何より、正倉院の中も規模は違えど、こんな感じかなと
そんなことを思いながら見学をしてきました。

東大寺境内*秋色さがし

月曜日の昼下がり。
小雨の中、てくてく法華堂まで行ってきました。
散策の道中で 小さな秋色すこし拾って歩きました**