コテンパンダン展のほとんどは10/11で終了します。
(追記:10/11以降も開催中の展覧会情報はこちらに!)
最後の最後に「きたまち」エリアで唯一見逃していた
「余茂宜」でのフジモトアヤ/前村絵理「未定」展へ駆け込むことができました。
お店に入って、目に飛び込んで来たのは
美しい色に染色されたシルクの布をプリーツ加工して
かぶりもの?帽子?に仕立てた立体作品の数々です。
色もデザインもそれぞれ個性的で面白いなぁ。
頭に冠ってみてもいいよと言われたのですが、遠慮してしまって。
今思えば冠ってみればよかった。
冠ったらもっと面白かったかもしれない。
作品に触れたり身に着けたり、作品の中に入っていったりと
そういう行為がアートを楽しむ第一歩だから勇気を出せばよかったな。
こちらの作家フジモトアヤさんは奈良県出身金沢美術工芸大大学院出の若き作家さん。同じ大学院出身の前村絵理さんと二人展です。
前村さんの作品はシルクスクリーンの版を重ねたもので
重なって正面から見るとこんな風に柔らかく感じられました。
最後まで会場が決まらなかった二人らしいのですが
余茂宜でのコテンパンダン展、会場と作品がとても合っていて
気持ちいい展示空間になっていました。
今回NAPに、私は会場主でも参加しコテンパンダン展の作家としても参加しましたが、これを機会にして「きたまち」エリアに多くの方にお越しいただけるように、展覧会場として提供しませんか・・と何軒かのお店にも声かけに回ったりもしていました。
そういうこともあって「きたまち」エリアのレポだけはかかさずにいたのですが、どこの会場もそれぞれの個性が生かされたいい展覧会場になっていて。
同じ時期に町のあちこちで開催されたアート展を見るために
町を巡るのって、思っていた以上に楽しい行為でした。
(カウントしてみれば32カ所の会場を回ったのでした。
さーっと見ながらも どこの作品展も頭の中に視覚の中に残像としてしっかりとどまっている。楽しかった記憶とともに・・・。本当に参加できてよかった。ありがとう!)