先日来よりブログで発表しています「奈良の旅人」エッセイについて
各選考委員賞と奈良倶楽部大賞入賞作品も含む全てのエッセイを
*奈良の旅人エッセイ*という別ブログに掲載しました。→こちら★
皆さんからいただいた作品を読ませていただき、3人の選考委員もまったく同じ思いですが、皆さんの「奈良への想い」 に「本当にそうそう!」と共感して、有り難くて泣きそうになりながら、何度も読み返しては濃密で幸せな時間を過ごさせていただきました。
「奈良が大好き」という共通項で結ばれているせいもありますが
*奈良の旅人エッセイ*ブログを通して、この共感を多くの方と共有できれば嬉しく思います。
「皆さんのエッセイ全てどれを取っても、奈良への深く熱い思いが感じられて甲乙付け難かった」 とおっしゃる、倉橋みどりさん、生駒あさみさん、多田みのりさんからは、それぞれの選考委員賞の他に2〜3点の作品について講評いただいています。
*奈良の旅人エッセイ*のリンク先を参照に、以下に講評を記します。
<<多田みのりさん>>
●エッセイ-14-「奈良を旅して」
奈良の夜の魅力をよく切り出していらっしゃると思いました。
泊まってこその体験。闇の向こうに1300年前を感じられる魅力がよく表れていました。
●エッセイ-19-「私のきっかけ、奈良の旅」
終盤近くの、奈良の一体どこが好きなんだろう。というくだり。
私もまさにその通りです!共感度大でした。
●エッセイ-5-「また 奈良?」
人生のいろいろなタイミングと奈良旅体験を重ねて書いてくださり、とても印象的でした。私も常々思っていますが、「奈良は変わらない。しかし自分が変わるから奈良旅は飽きない」のです。だからこの方も私も、これからも折々に奈良を旅し、新しい奈良を感じていければと思います。
●エッセイ-24-「私の奈良旅」
10歳の女の子のエッセイ、文句無しに、未来の観光大使。感性豊かで、主張もしっかりあって、どんな奈良好きになるのか、楽しみです。
<<生駒あさみさん>>
●エッセイ-11-「お水取りへ…終われない旅」
奈良へのあこがれを若いころからずっと持ち続け、
還暦の年にずっと思い描いていたお水取りに行けた感動はとても大きなものだったのですね。その喜びが胸に迫ってきました。
そして最初で最後と思っていた旅がスタートの旅になり、訪れるたびにお水取りへの知識と愛を深め、さまざまなご縁とつながっていく。私自身の奈良旅もそうだったな、と、読んでいる間自分の奈良旅を思い返してなんだか懐かしい気持ちになりました。
<<倉橋みどりさん>>
●エッセイ-15-
「頭塔」を巡る旅をコミカルにまとめておられる作品にもとても心惹かれました。この作品を参考に、私も近々全スポットを回ってみたいと思っています。
さて、私も思わず膝を打った作品が少なからずあるので、少し感想を述べてみたいと思いますが、それは後日に…。
トップの画像と*奈良の旅人エッセイ*にもアップした画像は
昨年9月にご宿泊されたお客様よりメールでいただいた大仏殿にかかる虹の写真です。
旅から帰って「早朝のお散歩で二月堂から見た大仏殿にかかる虹は一生忘れることのできない宝物です」とメールでいただきました。
また、 *奈良の旅人エッセイ*のタイトル画像の虹は、昨年2月ハワイ島で見た虹です。