梅の美術館として名高い「大和文華館」へ行ってきました。
美術館の庭園には、たくさんの珍しい梅の品種が揃っていて
美術鑑賞とともに、梅を愛でる楽しみも味わえるのです。
美術館正面には「思いの儘」という梅の花が見頃を迎えていました。
「思いの儘」は大和文華館で有名な「七福神の梅」という、一本の木に七種類の梅が咲くように接木を重ねて作られた中の一本。
(最近は七種類のうちの2本が枯れてしまって5種類の梅になったようです。)
「七福神の梅」の中で美しく見頃だったのは「思いの儘」だけでしたが
庭園では、今が一番綺麗というような梅がたくさん咲いています。
「呉服枝垂くれはしだれ」↑
「内裏だいり」↑↓↓
「内裏」という名がぴったりな、何とも上品で可憐なこと!
「白玉梅」 ↓
「藤牡丹枝垂」↓
「鶯宿おうしゅく」↓
「玉拳」↓
「白加賀」↓
「唐梅」↓
厳しい寒さが緩む頃に可憐な花を咲かせる梅は、その香りといい、楚々とした気高さといい、春を待つ季節に待ち焦がれる花の一つです。
今日、梅の花を愛でることができて、一気に春になったと感じました。
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折しも「花を愛でる」という、この季節ならではの展覧会が開催中。
また、3/24(火)には「さくらの無料招待デー」が実施されます。
(桜にはまだ早そうな気がしますが、名残の梅を楽しめるかもです)
※梅の花は3/18に撮影したものです。