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2010年11月13日土曜日

このたびは 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに

この菅原道真の詠んだ歌は、百人一首で小さい時からお馴染みでしたが
「幣ぬさ」がどのようなものか理解できなかった覚えがあります。

今度の旅はあわただしく、幣をささげることもできない。 
せめて、錦のように美しいこの手向山のもみじを、幣のかわりに神のみ心のままにお受けください。
(画像は2008年11/19に撮影の、手向山八幡神輿庫前の紅葉。)

ところで、神様に捧げるという幣について
興味深い催しが春日大社で開催されますのでお知らせです。

『おん祭への招待〜御幣ごへい〜』
12/5(日)12:30より
春日大社内 “感謝・共生の館” にて。参加費1000円

春日若宮おん祭では、実にさまざまな御幣が奉られます。
この御幣は祭礼に欠かせない神々への捧げ物として重要なもので、
その奉製作業・取り扱いについては秘伝として口外することは憚られてきました。
今回、おん祭をより多くの方々にご理解いただくため、特別に御幣についての講座を開催することとなりました。おん祭で奉る御幣について、その種類と意味を中心に、実際に御幣を間近にご覧頂き、おん祭の真髄にも関わる御幣の世界について、理解を深めて頂きます。 (サイトより引用)

う〜ん、参加してみたい!

それにしても もう「おん祭」の季節なのですね・・・。
時が経つのが早すぎます・・・。