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2012年3月15日木曜日

二月堂修二会2012*3/15の二月堂

3月15日13:30
二月堂にて涅槃講勤行の後、開山堂へ向かわれる練行衆。



東大寺初代別当・良弁僧正と修二会を始められた実忠和尚を
お祀りする開山堂に参拝して満行を報告の後
門前にて一同 輪になって一言二言小声で挨拶をかわされて解散。
そして、それぞれの自坊へと帰って行かれます。


私がこの解散の様子を拝見したのは二度目になります。
以前も感じたことなのですが、一ヶ月近く起居を共にし
厳しい行を一緒に勤め上げてこられた割には至極あっさりとした終わり方で、実は見ていて不思議な気もしたのです。凡人の私ならここでもっとドラマチックな終わり方をしているかもしれないと思うのですが、こういう何事も大したことがなかったような日常への戻り方がお見事としかいいようがなく、そういったところにいたく感心してしまうのでした。

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同じ頃、二月堂南面では「達陀帽いただかせ」が行われています。
達陀の行の際、練行衆が被っていた帽子を子供が被せてもらうと健康に過ごせると伝えられているので、小さなお子様連れの方が大勢来られていました。

お水取り期間中、奈良倶楽部に美味しいおにぎり弁当を届けていただいていた飛鳥さんのお子さんコハルちゃんも達陀帽を被せてもらってピースサイン。
飛鳥さんには本当にお世話になって、ありがとうございました。

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さて、こちらは15日の閼伽井屋です。


そしてこちらは12日の閼伽井屋。

閼伽井屋の四周に差し立て飾られた榊がいつのまにか・・・

美味しいものは新鮮なうちにいただかなくっちゃね!モグモグ♫

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今年の修二会関連のブログ記事もこれにて終了致します。
長い間 お付き合いいただきありがとうございました。

最後に、お水取り期間中にご宿泊いただきました皆様や
お水取りを通して知り合えた皆様と
たくさんの感動を共有できましたことに感謝申し上げます。
ありがとうございました。