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2012年11月13日火曜日

田原の松本家住宅へ*

先日ブログでご案内した「古事記ゆかりの田原で過ごす秋の田舎体験」
会場となっているのは、奈良市指定文化財「松本家住宅」です。
文久3年(1863年)、江戸末期に建てられた庄屋屋敷の様子を今に伝える三角屋根の“大和棟”の建物。代々、地域のまとめ役を担い、明治初期に郵便制度が始まったときには、郵便取扱所として使われていて
その名残として玄関には、窓口とカウンターが残っています。
ちょうど13日までのイベントで、期間中は、日本茶インストラクター
直伝の大和茶とお菓子のセットがいただけるカフェや
奈良出身の彫刻家・吉水快聞さんの作品が見られるギャラリーもオープンするということで、今日もお昼の休憩時間に車を飛ばして行ってきました。
初めて実物を目にする吉水さんの作品。
私の好きなアーティスト須田悦弘さんの作品と雰囲気が似ているところもあって、一目で心鷲掴み状態に!
小さな作品は、置かれている場所によっては気がつかないような所にあったり。そしてそれを見つけた時の喜びと驚き。遊び心があって、とても繊細な作品に触れることができ至福のひとときでした。
この作品は、勿論こちら↑が表側で、裏面↓には 愛嬌のあるヤモリがガラスにぺったりと。つい、クスッと笑ってしまいそうなユーモアのある作品ですね。

短い立ち寄り時間でしたが ・・・
久しぶりの田原の里は田舎の懐かしい匂いが感じられて
思わず深呼吸したくなるほど、空気の美味しい気持ちのいい所でした。