久しぶりの休日はかねてより行きたかった「土偶・コスモス」展へ。
奈良から京都府和束町の山の中の茶畑を抜けて信楽の町も素通りして
MIHO MUSEUMまで車で1時間半の気持ちのいいドライブ。
迎えてくれたのは、目の覚めるような青空に映える真っ赤な紅葉。
駐車場の回りの木々は様々な色のグラデーション!
ここから美術館までトンネルの中の表情を楽しみながら歩きます。
縄文時代1万年以上の間に日本各地で生み出された数限りない土偶。
この展覧会では約320点の土偶が一堂に集められていて
考古学的な知識もわかりやすく得ることができるのですが
何より、その造形から醸し出される不思議なアートとしての魅力にも
存分に浸ることが出来るという、とっても楽しい展覧会でした。
心惹かれるのはちょっとユーモアのある表情の土偶です。
今日は国宝の土偶3点を見ることができました。
「合掌土偶」
「縄文の女神」
「縄文のビーナス」
11/30から会期最終日の12/9までの期間は
「中空土偶」がもう一点増えて4点の国宝土偶が勢揃いします。
MIHO MUSEUMは随分前に「白州正子展」の時に行ったきり
今回が二度目の訪問です。
以前には見られなかったような気がするのですが
特別展の他に、コレクション展ではエジプト文明から始まる世界の古代美術のエッセンスが見られ、こちらもボリュームのある内容でした。
美術館併設のレストランやカフェが美味しいよと教えてもらって
ランチやお茶もゆっくり楽しんできました。
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「土偶・コスモス」展
会場: MIHO MUSEUM
休館日:月曜日
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:00まで)